WEBLOCファイルとは?
WEBLOCファイルは、macOSにおいてApple SafariやGoogle Chromeなどのウェブブラウザによって生成される、ウェブサイトへのショートカットです。これにはウェブページのURLが含まれ、ブラウザのアドレスバーからURLをデスクトップやハードドライブの別のフォルダにドラッグすることで作成されます。WEBLOCファイルは、他のプログラムによって作成される.URLファイルとよく似ています。
2012年に廃止されたWindows版SafariはWEBLOCファイルに対応していませんが、WeblocOpenerでWEBLOCを開くことができます。WindowsコンピューターにWEBLOCファイルをコピーすると、「[ファイル名].webloc」と「[ファイル名]._webloc」という2つのファイルが表示される場合があります。どちらのファイルも、テキストエディターで開いてファイル内のURLを表示できます。
Windows 11/10でWEBLOCファイルを開く方法
Windows 11/10でWEBLOCファイルを開くには、Finderのような適切なソフトウェアが必要です。適切なソフトウェアがない場合、Windowsでは「このファイルを開く方法を選んでください」「このファイルを開けません」というメッセージ、Mac/iPhone/Androidでは類似の警告が表示されます。
方法1: メモ帳で
Mac OS Xでは、Windowsの通常のURLショートカットを開くように、WEBLOCをChromeやFirefoxで開くことができます。他のプラットフォームでは、WEBLOCファイルをテキストエディターで開き、URLの文字列をコピーしてブラウザのURLバーに貼り付けます。Windows 11/10のメモ帳でWEBLOCを開く方法は以下の通りです。
まず、WEBLOCを右クリックして「プログラムから開く」を選択します。
「プログラムから開く」にメモ帳がない場合は、「別のプログラムを選択」をクリックして以下のウィンドウを開きます。そこで、「このPCで別のアプリを探す」をクリックしてメモ帳を選択します。
あるいは、ファイルエクスプローラーでファイルヘッダーの末尾にあるWEBLOC拡張子を削除し、txtに置き換えてWEBLOCファイルをtxtファイルに変換します。ファイルエクスプローラーの「表示」タブで「ファイル名拡張子」のチェックボックスをオンにして下さい。
メモ帳でWEBLOCファイルを開いたら、Ctrl + Cを押して<string>と</string>の間にあるURLをコピーします。
WEBLOCのURLを開くブラウザを起動します。
Ctrl + Vで、WEBLOCのURLをブラウザのURLバーに貼り付けます。
方法2: WeblocOpenerで
WeblocOpenerは、Mac OS XのようにWindowsでWEBLOCショートカットを開くソフトウェアで、メモ帳からURLをコピー&ペーストせずにブラウザでページを開くことができます。そのウェブサイトで「Download Installer」ボタンをクリックしてWeblocOpenerのインストールウィザードを開き、Windowsに追加します。
Webloc Opener Updateアプリケーションを実行して、デスクトップにあるWEBLOCファイルのショートカットをクリックすると、ブラウザで開きます。
WeblocOpenerで、デスクトップに新しいWEBLOCページのショートカットを追加することもできます。デスクトップで右クリックし、「新規作成」をクリックしてWEBLOCリンクを選択します。デスクトップにWEBLOCショートカットが追加されたら、それをクリックしてWeblocOpenerウィンドウを開で、ショートカットのURLを入力します。その後、WEBLOCのショートカットをクリックしてウェブページを開きます。
最後に
WEBLOCファイルに関する情報をすべてお伝えしました。WEBLOCファイルの定義、そしてWEBLOCファイルを開く方法についても分かります。