Windows 11/10では、プロダクトキーやデジタルライセンスを使用してライセンス認証を行えます。一方で、ライセンス認証を行わなくてもOSのインストールや基本的な利用は可能です。
しかし、未認証の状態で使い続けると、一部の機能に制限がかかる場合があります。では、具体的にどのような影響があるのでしょうか。
Windows 10/11をライセンス認証しないとどうなる?
Windows 10/11をライセンス認証しない場合、主に以下のような制限が発生します。
1.「Windowsのライセンス認証」という透かしが表示される
Windows 10/11をライセンス認証しない場合、デスクトップ画面の右下に「Windowsのライセンス認証」という透かしが表示されます。また、「設定を開き、Windowsのライセンス認証を行ってください。」と表示されることがあります。これらのメッセージはパソコンの動作に直接影響するものではありませんが、作業中や画面共有時に目立ちやすく、ユーザー体験を損なう要因となります。

2.個人用設定が制限される
Windowsのライセンス認証を行わない場合、「個人用設定」の一部機能が利用できなくなります。
例えば、以下のような設定が制限されることがあります。
- デスクトップの壁紙変更
- テーマの変更
- アクセントカラーの変更
- ロック画面のカスタマイズ
- スタートメニューやタスクバーの外観設定
- フォント関連の一部設定
また、Windowsのバージョンによっては、ダークモードなどの表示設定にも制限がかかる場合があります。パソコンの見た目や操作環境を自分好みに調整したいユーザーにとっては、大きなデメリットといえるでしょう。
3.Windows Updateへの影響が生じる可能性がある
Windows 10/11をライセンス認証していなくても、通常は重要なWindows Updateを受け取ることができます。ただし、Microsoftの仕様変更やWindowsのバージョンによっては、一部のオプション更新プログラムや特定機能の利用に影響が生じる可能性があります。また、ライセンス認証済みの環境と比べて、サポートや管理面で不便を感じる場合もあります。
パソコンを安全に利用するためにも、正規ライセンスによる認証を行い、常に最新の更新プログラムを適用できる状態を維持することが推奨されます。
4.長期間の利用や業務利用には適さない
未認証のWindowsは基本的な操作に支障はありませんが、個人用設定の制限や継続的な通知表示があるため、長期間の利用にはあまり向いていません。
また、企業や組織ではライセンス管理やコンプライアンスの観点から、正規ライセンスを使用することが推奨されています。業務用途で利用する場合は、早めにライセンス認証を行うことをおすすめします。
Windows 11/10をライセンス認証する方法
Windowsをライセンス認証するには、有効なプロダクトキーが必要になる場合があります。プロダクトキーが分からない場合は、以下の方法で確認してみましょう。
Windowsのプロダクトキーを確認する方法
方法1:購入時のメールやパッケージを確認する
Microsoft公式サイトや正規販売店からWindowsを購入した場合、購入確認メールやライセンス証明書にプロダクトキーが記載されていることがあります。
また、Windowsがプリインストールされたパソコンでは、本体のラベルや付属資料に記載されている場合もあります。
方法2:コマンドプロンプトで確認する
プロダクトキーがデバイスに保存されている場合は、コマンドプロンプトから確認できることがあります。
1.「コマンドプロンプト」を管理者として起動します。
2.以下のコマンドを入力して「Enter」キーを押します。
wmic path softwarelicensingservice get OA3xOriginalProductKey
3.プロダクトキーが表示された場合は、メモしておきます。
方法3:Microsoftサポートに問い合わせる
プロダクトキーが見つからない場合は、購入時の情報を用意したうえでMicrosoftサポートまたはパソコンメーカーに問い合わせる方法もあります。
Windowsをライセンス認証する方法
方法1:「設定」から
「スタート」->「設定」->「更新とセキュリティ」->「ライセンス認証」の順にクリックします。
Windows 11の場合、「スタート」→「設定」→「システム」→「ライセンス認証」の順クリックし、「プロダクトキーを変更する」をクリックして、プロダクトキーを入力し、Windowsをライセンス認証します。
プロダクトキーが動作しない場合、記事:「対処法:Windows 11/10のプロダクト キーが機能しない」を参考してください。
方法2:CMDを使用する
- 「Windows + R」キーを押し、「cmd」と入力します。「Ctrl + Shift + Enter」キーを押し、「コマンド プロンプト」を管理者として実行します。
- CMDで「slmgr /ipk <ライセンスプロダクトキー>」と入力し、「Enter」キーを押します。<ライセンスプロダクトキー>の部分は、25文字のプロダクトキーに置き換えてください。
方法3:デジタルライセンスを使用する
Windowsデジタルライセンスを購入すると、プロダクトキーは不要になり、パソコンがインターネットに接続されると、PCがライセンス認証されます。
Windowsのライセンス認証方法の詳細については、Microsoftのガイド「Windows のライセンス認証を行う」を参照してください。
ライセンス認証時のデータトラブルに備える
Windowsのライセンス認証やシステム設定の変更を行う前に、重要なデータをバックアップしておくことをおすすめします。万が一、操作ミスやシステムトラブルによってファイルが失われた場合は、データ復元ソフトを利用することで復元できます。
MiniTool Power Data Recoveryは、Windows PC、外付けドライブ、USBメモリ、SDカードなどから削除・紛失したファイルを復元できるデータ復元ソフトです。誤削除だけでなく、システムクラッシュやドライブ障害によるデータ損失にも対応しています。
以下のガイドに従って、MiniTool Power Data Recoveryを使用してデータを復元することができます。
MiniTool Power Data Recovery Freeクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ
- MiniTool Power Data Recoveryを開き、メインUIを表示します。外付けドライブからデータを復元する場合、事前にドライブをPCに接続しておく必要があります。
- 「論理ドライブ」で目的のドライブを選択し、「スキャン」をクリックします。または、「デバイス」タブンに切り替え、デバイス全体を選択し、「スキャン」をクリックします。
- スキャンが終了します。スキャン結果から必要なファイルを見つけ、必要なファイルをチェックし、新しい保存先を選択して「保存」をクリックします。

まとめ
Windows 11/10はライセンス認証を行わなくても利用できますが、透かしの表示や個人用設定の制限など、いくつかの機能制限が発生します。快適かつ安定した環境でWindowsを利用するためには、正規ライセンスによる認証を行うことをおすすめします。
また、ライセンス認証する際にデータが失われた場合は、MiniTool Power Data Recoveryを活用することで復元できる可能性があります。