ダッシュカムが「メモリーカード/SDカードがいっぱいです」と表示される
ダッシュカムを使用しているユーザーは、「ダッシュカムのメモリーカードがいっぱいです」または「ダッシュカムのSDカードがいっぱいです」というエラーに直面することがあるかもしれません。この問題は奇妙に思えます。というのも、ダッシュカムには常に「ループ録画」機能が備わっており、メモリーカードが容量いっぱいになると最も古い録画を自動的に削除するはずだからです。
ダッシュカムが「メモリーカード/ SDカードがいっぱいです」と表示される主な原因
ダッシュカムが「メモリーカードがいっぱいです」と表示する場合、次のような問題が考えられます:
- 古い動画が正しく上書きされていない
- メモリーカードやSDカードが破損している、または損傷している
- メモリーカードやSDカードがダッシュカムに対応していない
これらの可能性に着目し、試すことができる簡単な対処方法をご紹介します。
対処法1:ループ録画時間を短くする
ダッシュカムは、メモリーカードがいっぱいになると自動的に動画を削除できます。そのため、正常に動作させるためには、動画を手動で削除しないほうが良いです。ダッシュカムのメモリーカードがすぐに容量不足になるのを防ぐには、ループ録画の時間を短く設定してみてください。たとえば、ループ録画の時間を3~5分から1~3分に変更することができます。
対処法2:Gセンサーの感度を下げる
一部のユーザーは、Gセンサーの感度を下げることでこの問題を解決しました。これは、SDカードへのデータの継続的な書き込みと保護が、Gセンサーの高感度と密接に関連しているためです。Gセンサーの設定画面で感度を調整することができます。
対処法3:SDカードやメモリーカードを正常な状態にフォーマットする
上記の方法で問題が解決しない場合は、SDカードやメモリーカードをフォーマットしてみてください。これは、カードが損傷または破損した場合に修復することができます。ただし、カード内の映像をまだ使用したい場合は、フォーマットする前に無料のデータ復元ソフトウェアを使って動画を復元する必要があります。
たとえば、MiniTool Power Data Recoveryを試してみることができます。このソフトウェアは、メモリーカードやSDカードを含むストレージデバイスからあらゆる種類のファイルを復元できます。無料版で録画データが見つかるか確認できます。
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ステップ1:ダッシュカムからカードを取り外し、カードリーダーを使ってPCに接続します。
ステップ2:このMiniToolのデータ復元ソフトをPCにダウンロードしてインストールします。その後、ソフトを起動してメイン画面に入ります。
ステップ3:カードは「論理ドライブ」の下に表示されます。カードの上にカーソルを合わせ、「スキャン」ボタンをクリックしてドライブのスキャンを開始します。

ステップ4:スキャン処理が完了すると、スキャン結果がデフォルトでパス別に表示されます。パスを一つずつ展開して、必要な録画ファイルを探してください。

ステップ5:復元したいファイルを選択します。異なるパスから必要なファイルをすべて同時に選択することができます。次に、「保存」ボタンをクリックし、適切な場所を選んでこれらの録画ファイルを保存します。もちろん、後でフォーマットするため、復元した動画は元のカードには保存しないでください。

もしこのソフトで1GB以上のファイルを復元したい場合は、フルエディションを使用する必要があります。MiniToolの公式ストアから適切なエディションを選んでください。
対処法4:対応しているSDカードまたはメモリーカードを使用する
お使いのメモリーカードやSDカードがダッシュカムに対応していない可能性があります。取扱説明書を読み、ダッシュカムがメモリーカードやSDカードに特別な要件を持っているか確認してください。
まとめ
ダッシュカムが「メモリーカード/SDカードがいっぱいです」と表示しても慌てないでください。本記事の対処法で問題を解決できるはずです。また、カードからデータを復元したい場合は、MiniTool Power Data Recoveryを試してみてください。