お使いのWindows 10が正規品か海賊版かを確認したことはありますか?そうでない場合はこの記事を読んで、Windows 10が正規品かどうかを調べる方法を学びましょう。また、正規品と海賊版の違いについても解説します。
Windows 10は、数多くの素晴らしい機能やアップグレードが含まれているため、7億台以上のデバイスにインストールされています。しかし、ユーザー全員が純正のWindows 10を使用しているわけではありません。その多くは安全性が低く、優れた機能を持たない海賊版を使用しています。
お使いのバージョンをお分かりでしたら、Windows 10が正規品かどうかを確認しましょう。
Windowsが正規品か海賊版かを確認する
方法1: slmgr.vbs /dliコマンドを使う
通常は、「このPC」を右クリックして「プロパティ」を選択すると、OSのプロダクトIDやライセンスの状態を確認できます。
ポップアップウィンドウには、Windowsエディション、RAM、コンピューター名、プロセッサの種類など、お使いのWindows 10に関する情報が表示されます。スクロールダウンしてWindowsライセンス認証の項目を見ると、ライセンス認証されているかどうかが分かります。ライセンス認証されている場合、プロダクトIDが表示されます。
ただし、Windows 10が純正でライセンス認証がされていても、システムのプロパティウィンドウに表示されるステータスは同じです。では、Windowsが純正かどうかを確認するにはどうしたら良いでしょうか?それにはコマンドプロンプトを使います。
ステップ1: Windows + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
ステップ2: slmgr.vbs /dli と入力してEnterを押すと、ライセンス情報が表示されます。slmgrはSoftware License Manager、.vbsはVisual Basic Scriptという意味です。
ボリュームライセンス認証の有効期限や更新間隔などが表示されている場合は、お使いのWindows 10がアクティベーターソフトで不正にアクティベートされていると考えられます。
注: ライセンス認証が切れると、デスクトップの右下に「Windowsのライセンス認証」が表示されます。そうなると、背景の壁紙などの個人用設定を変更できなくなり不便なので、解決策を探さなければなりません。
プロダクトキーの一部とライセンスの状態が表示されるだけで、有効期限などが表示されない場合は正規品です。
方法2: 設定からWindows 10のライセンス認証を確認する
スタートメニューから「設定」→「更新とセキュリティ」→「ライセンス認証」に移動して、ライセンス認証がされているかどうかを確認します。「Windowsは、アカウントにリンクされたデジタルライセンスによってライセンス認証されています」と表示されていれば、お使いのWindows 10は正規品です。
Windows 10の正規版と海賊版の違い
正規品と海賊版にはいくつかの違いがありますが、通常はなかなか気付かれません。
海賊版や非正規版には、マルウェア、スパイウェア、ランサムウェアなどが含まれていることが多いです。インストールしたばかりの頃は何の問題もありません。しかし、使い始めてから、ファイルが何かおかしいと気付き始めます。さらに深刻なのは、大切なデータやファイルが知らないうちにハッカーに盗まれてしまうことです。
また、非正規版のWindows 10は、数ヶ月使い続けていると動作が遅くなってきます。これでは作業ができなくなってしまうので、Windows 10を再インストールしなければなりません。
正規品のWindows 10は動作が非常にスムーズで、ウイルスやランサムウェアからもしっかり守ってくれます。ですから、必ず正規品のWindows 10をインストールしましょう。
提示: PCデータの安全性が心配な方は、Windows 10用の本格的なバックアップソフトウェアであるMiniTool ShadowMakerでOSと重要なファイルをバックアップして下さい。