Service Host Diagnostic Policy Serviceとは何かご存じでしょうか?Diagnostic Policy ServiceのCPU、RAM、ディスクの使用率が高くなっていますか?そうであれば、この記事で実践可能な解決策を見つけましょう。問題を簡単かつ迅速に解決できます。
Diagnostic Policy ServiceのCPU/RAM/ディスクの使用率が高い
Service Host Diagnostic Policy Serviceは、Windows 10/11システムコンポーネントの問題を検出・トラブルシューティングできる非常に重要なサービスポリシーです。このサービスは、システムの起動時に自動的に開始され、システムとともに常に実行されます。RAM/CPU/ディスク使用率が異常に高い場合、システムのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、Diagnostic Policy ServiceのCPU使用率を下げるための措置を講じる必要があります。
Diagnostic Policy ServiceのCPU使用率が高くなるときの対処法
対処法1: タスクを削除する
時々、Diagnostic Policy Serviceが常時実行され、SRUBD.datと呼ばれるシステムファイルにログを作成することがあります。ファイルのサイズが非常に大きくなると、Diagnostic Policy ServiceのCPU使用率が高くなります。この場合は、タスクマネージャーでファイルを削除します。
ステップ1: タスクバーを右クリックし、コンテキストメニューから「タスクマネージャー」をクリックします。
ステップ2: 「プロセス」をスクロールして「Service Host: Diagnostic Policy Service」を見つけ、右クリックして「タスクの終了」を選択します。
ステップ3: 確認メッセージで「保存していないデータをすべて放棄してシャットダウンします」にチェックを入れ、「シャットダウン」を押します。

ステップ4: Win + Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
ステップ5: 「services.msc」と入力し、Enterを押してサービスを開きます。
ステップ6: 「Diagnostic Policy Service」を見つけて右クリックし、「プロパティ」を選択します。
ステップ7: 「全般」で「停止」と「OK」を押してDPSを停止します。
ステップ8: 再度「ファイル名を指定して実行」ボックスを開き、「%WinDir%\System\sru」と入力してEnterを押します。
ステップ9: 「SRUDB.dat」を右クリックし、「削除」を選択します。
対処法2: 電源プランを変更する
ノートパソコンをお使いの場合は、システムのデフォルトの電源プランを変更して、Service Host Diagnostic Policyによる高CPU使用率の問題を解決できます。Microsoftドライバーの故障やシステムのバッテリー設定の変更によって、CPU/RAM/ディスク使用率が急上昇する可能性があると報告されています。
ステップ1: 検索バーに「電源プランの編集」と入力し、Enterを押します。
ステップ2: 「詳細な電源設定の変更」を選択します。
ステップ3: 新しいウィンドウで、「ワイヤレスアダプターの設定」と「省電力モード」を展開します。
ステップ4: 「バッテリ駆動」と「電源に接続」の両方を「最大パフォーマンス」に設定します。

ステップ5: 「OK」をクリックして変更を保存します。
対処法3: イベントビューアーのログを消去する
イベントビューアー内のイベントログはサイズがかなり大きくなり、Service Hostプロセスに問題を引き起こすことがあります。ログの消去は、Diagnostic Policy ServiceのCPU使用率を下げるのに役立ちます。
ステップ1: 検索バーに「Run」と入力してEnterを押し、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
ステップ2: 「eventvwr.msc」と入力してEnterを押し、イベントビューアーを開きます。
ステップ3: 「Windowsログ」と「Application」を展開します。
ステップ4: 左ペインで「すべてのイベントを名前を付けて保存」を押して、現在のイベントログを保存します。保存したら、すぐに「ログの消去」→「消去」をクリックしてログを削除します。

ステップ5: 「Windowsログ」の、「セキュリティ」「Setup」「システム」でも同様に上記のすべての手順を繰り返します。最後に、コンピューターを再起動します。