Frameworkノートパソコンで古いSSDを使いたいですか?もしそうなら、MiniToolが完全なガイドを提供するこの投稿を参照してください。Framework Laptopで古いNVMe SSDを使用する方法を詳細に説明しています。
新しいノートパソコンで古いSSDを使用できるの?
SSDはその高速な読み書き速度により、コンピューターの起動時間を短縮し、ファイルへのアクセスが高速化され、ゲームやアプリケーションの読み込みもスムーズになるため、ユーザーから非常に人気があります。品質の良いSSDをお持ちであれば、その性能を最大限に活用する価値は大いにあります。
コンピューターの寿命が尽きても、古いSSDが良好な状態であれば、引き続き活用することが可能です。新しいノートパソコンや Framework Laptop、ゲーム機など、対応しているデバイスであれば問題なく使用できます。つまり、古いSSDを新しい機器で使い続けることは可能です。
様々なデバイスの中でも、特にFramework Laptopは非常に人気があります。その理由は、モジュール式でユーザー自身によるアップグレードが可能な設計のため、簡単に修理でき、長期間の使用にも耐えうるようになっているからです。また、カスタマイズ性にも優れており、ユーザーにとって魅力的です。
具体的には、キーボード、タッチパッド、ポート類などのコンポーネントを、専門の工具を使わずとも簡単に交換できます。そのため、Framework Laptopは高い柔軟性と使いやすさを兼ね備えた製品と言えます。
では、既存のSSDをFramework Laptopに交換して取り付けるにはどうすればいいのでしょうか?以下はCommunity Frameworkからの質問です。
以前のノートパソコンで使用していたWestern Digital 2TB WD Blue 3D NAND NVME SSDを持っています。新しい Framework DIYラップトップ(第12世代)に、Windows 10とすべてのプログラムをそのまま移行して使いたいとのご希望です。https://community.frame.work/t/how-to-use-old-nvme-ssd-on-diy-framework-laptop/23601
同じような状況に直面していますか?もしそうなら、この記事をお読みください。ここでは、既存の古いSSDをFramework Laptopに交換する方法を5つのパートに分けて解説しています。
パート1:古いSSDがFramework Laptopで動作できるのを確認する
まず、古いSSDがFramework Laptopで動作できるかどうかを確認する必要があります。最初にチェックすべくきは、古いSSDがFramework Laptopと互換性があることです。古いSSDはSATA SSDではなくNVMe SSDである必要があります。
SSDの種類を確認するには、「ディスクの管理」を開き、SSDを右クリックして「プロパティ」を選択し、「詳細」タブに進み、「プロパティ」ドロップダウンメニューから「ハードウェアID」を選択します。種類は「値」リストに表示されます。
次に、SSDのフォームファクタが Framework Laptop のスロットに合っている必要があります。適合しない場合は、SSDをデバイスに取り付けないかもしれません。Framework Laptop 16には、プライマリ用の M.2 2280 サイズと、セカンダリ用の M.2 2230 サイズの二つのNVMeスロットが備わっています。物理的なサイズが合えば、古いSSDが正しく取り付け可能です。
SSDのフォームファクタを確認するには、実際に物理ドライブを見てサイズを測るか、ドライブ本体のモデル番号を使ってオンラインで調べて確認できます。デバイスに適したフォームファクタのSSDを選ぶ方法については、こちらのガイド「デバイスに適したフォームファクタのSSDを選択する方法」をご覧ください。
さらに、古いSSDをプライマリブートドライブとして使用する場合は、UEFI ブート可能であり、EFI パーティションが適切に構成されていたことを確認する必要があります。可能であれば、古いコンピューターのBIOSに入り、レガシーブートを無効にしてください。EFIパーティションがない場合は、作成する必要があります。
パート2:古いSSD上のデータをバックアップする
古いSSDがFramework Laptopで動作可能なことを確認したら、SSDをバックアップしておくことをおすすめします。そうすると、予期せぬエラーが発生し、データが失われるのを防ぐことができます。プロフェッショナルなデータバックアップソフトウェアMiniTool ShadowMakerを利用して、SSDをバックアップしましょう。
このソフトウェアでは、SSDのバックアップイメージを作成することでSSD全体をバックアップしたり、SSDを別のSSD/HDDにバックアップしたりすることができます。また、SSD上の特定のファイルやフォルダーを選択してバックアップすることもできます。自分のニーズに応じて、バックアップ方法を選択してください。
下のボタンをクリックしてMiniTool ShadowMakerをダウンロードし、ダウンロードしたセットアップファイルを実行してソフトウェアをインストールしてください。ソフトウェアを実行し、以下の手順に従ってバックアッププロセスを完了してください。
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- ホーム画面で「バックアップ」をクリックします。
- 「ソース」セクションを選択し、「ディスクとパーティション」または「フォルダーとファイル」をクリックし、バックアップしたいファイルやフォルダーを選択して、「OK」をクリックします。
- 「バックアップ先」セクションをクリックし、保存先を選択します。
- 「今すぐバックアップ」ボタンをクリックして操作を実行します。

または、MiniTool Partition Wizardを使用してSSDのパーティションをコピーしたり、SSDを別のドライブにクローンしたりすることもできます。この方法では、すべてのデータとパーティションレイアウトがそのままに維持できます。SSDがシステムディスクである場合、プロ版以上のエディションをご利用ください。SSDがデータディスクの場合は、無料版で実行できます。
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パート3:古いSSDをFramework Laptopに取り付ける
SSDのバックアップとデータのクローンが完了したら、古いSSDをFramework Laptopに取り付けましょう。下で説明して手順に従って続行しましょう。
ステップ1:Framework Laptopの電源を切り、すべてのケーブルを外します。
ステップ2:ノートパソコンのカバーを裏返し、5本のネジを外して底面カバーを開きます。次に、入力カバーを慎重に裏返します。
ステップ3:SSD スロットを見つけます。
ステップ4:古いSSDを、M.2スロットのノッチに合わせて約30度の角度で挿入し、押し下げて固定ネジで固定します。
ステップ5:底板を元に戻し、ネジを締めてコンピューターを組み立てます。
ステップ6:最後に電源を入れて、SSDが認識されているか確認します。
パート4:MBRをGPTに変換する
古いSSDがMBRパーティションテーブルを使用している場合は、Framework ノートPCがUEFIを採用しており、UEFIブートにはGPTが必要となるため、GPTに変換する必要があります。変換しないと、フレームワークノートPCは古いMBR SSDを起動可能として認識しません。
古いSSDがMBRパーティションテーブルを使用している場合は、GPTに変換する必要があります。なぜなら、Framework LaptopはUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)を使用しており、UEFIブートにはGPTが必要であるからです。変換しないと、Framework Framework LaptopはMBR SSDを起動可能と認識しません。
したがって、Framework LaptopをSSDから正常に起動するには、MBR SSDをGPTに変換する必要があります。ここでMiniTool Partition Wizardを強くおすすめします。このツールを使えば、データ損失なしでMBRからGPTへの変換、またはGPTからMBRへの変換も簡単にできます。
MiniTool Partition Wizard全面的なディスク・パーティションマネージャーとして、SSD のフォーマット、ディスク使用状況の分析、ディスク読み込み速度のテスト、Windows OSの移行、ハードドライブのクローン作成、FATからNTFSへの変換、ハードドライブからのデータ復元なども実行できます。つまり、ストレージデバイスに関連するさまざまなタスクも実行可能にします。
MiniTool Partition Wizardをパソコンにダウンロードしてインストールします。そして、以下の手順に従って、このソフトウェアを使ってMBRをGPTに変換してください。
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ステップ1:MiniTool Partition Wizardを起動し、メインインターフェイス画面入ります。
ステップ2:古いSSDを右クリックし、「MBRディスクをGPTに変換」を選択します。

ステップ3:「適用」>「はい」をクリックして、保留中の操作を実行します。

パート5:EFIパーティションを作成しブートファイルをコピーする
上で述べたように、古いSSDをプライマリブートドライブとして使用したい場合は、EFI パーティションが必要です。通常、GPTディスクにWindowsをクリーンインストールすると、EFIパーティションは自動的に作成されます。場合によっては、手動で作成する必要があります。
ステップ1:Windowsインストールメディアを使ってノートパソコンを起動し、セットアップ中に「Shift + F10」キーを押し続けます。コマンドプロンプトが開きます。
ステップ2:以下のコマンドを順番に入力し、それぞれの後に「Enter」キーを押します。
- diskpart
- list disk
- select disk 〇(〇をディスク番号に置き換えてください)
- list partition
- select partition 〇 (〇を縮小したいパーティションのドライブ文字に置き換えます)
- shrink desired=100 (100を希望の数字に置き換えてもいいです。単位はMBです)
ステップ3:パーティションが正常に縮小されたら、以下のコマンドで EFI パーティションを作成します。
- create partition efi size=100
- format fs=fat32 quick
- list partition
- exit (diskpartを終了する)
ステップ4:次のコマンドを実行して、ブートファイルをEFIパーティションにコピーします。
- bcdboot C:\Windows /s S: /f UEFI
ステップ5:次に、Framework Laptopを再起動し、古いSSDから起動するはずです。
結論:
古いSSDを新しいノートパソコンで使用できますか?答えは「YES」です!この記事では、Framework Laptopで古いSSDを使用する方法を5つの部分に分けて、詳しく説明します。このガイドに従って、Framework Laptopで古い NVMe SSD をスムーズに使用できるようになると願っています。
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