CMD(コマンドプロンプト)ではDiskPartを使ってUSBをフォーマットできます。ただし、ディスク選択のミスはデータ消失につながるため、慎重な操作が必要です。MiniToolのこの記事ではその手順に加え、より簡単な代替方法やフォーマット後のデータ復元方法も紹介します。

なぜUSBドライブをフォーマットする必要があるのか?

USBメモリのフォーマットが必要になる主なケースは次のとおりです。

  • NTFSやFAT32、exFATなど別のファイルシステムに変更したい
  • データを完全に消去して再利用したい
  • ファイルシステムエラーが発生している
  • USBが認識されない
  • ウイルス感染の疑いがある
  • その他
注:
フォーマットを実行すると保存されているデータは削除されるため、MiniTool ShadowMakerなどのバックアップツールで重要なファイルは事前にバックアップしてください。

MiniTool ShadowMaker Trialクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ

CMDを使ってUSBをフォーマットする方法

CMDでUSBをフォーマットする場合は、Windows標準搭載のDiskPartを利用します。

ステップ1.USBドライブをPCに接続し、正常に認識されていることを確認します。

ステップ2.「スタート」メニューで「CMD」と入力します。「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。

ステップ3.「コマンドプロンプト」ウィンドウでコマンド「diskpart」を入力して「Enter」キーを押し、DiskPartツールを実行します。

コマンドプロンプトでDiskPartツールを実行した画面

ステップ4. 次に、以下のコマンドを入力し、それぞれのコマンドの後に「Enter」キーを押します。

  • list disk:システム内のすべてのディスクを一覧表示します。
  • select disk 〇:「」をUSBドライブの実際のディスク番号に置き換えてください。正しいディスク番号を選択していることを確認してください。
  • clean:USBドライブ上のすべてのパーティションを削除します。
  • create partition primary
  • format fs=ntfs quick:USBドライブをNTFSにフォーマットします。「ntfs」を「fat32」や「exfat」に置き換えて、FAT32またはexFATにフォーマットすることもできます。
  • assign letter=E:「E」を使用可能な文字に置き換えて、フォーマットされたパーティションに特定のドライブ文字を割り当てます。その後、WindowsエクスプローラーからUSBにアクセスできるようになります。
USBをフォーマットするコマンド

CMD以外のより簡単なUSBフォーマット方法

CMD操作に不安がある場合は、専用ツールを使用するのが安全です。

例えば、無料のパーティション管理ツールであるMiniTool Partition Wizard を使うと、GUI操作でUSBを簡単にフォーマットできます。

このツールを使用してUSBドライブをフォーマットし、RAW、アクセス不能、読み取り不能、または破損したUSBフラッシュドライブの機能を回復してみましょう。詳細な手順は以下の通りです。

MiniTool Partition Wizard Freeクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ

ステップ1.このパーティションフォーマットツールを開き、メインインターフェイスに入ります。USBドライブのパーティションを選択し、左側のパネルで「パーティションフォーマット」オプションをクリックします。

MiniTool Partition Wizardのメイン画面にある「パーティションフォーマット」オプション

ステップ2.ポップアップの小ウィンドウで、パーティションラベルと希望するファイルシステムを指定し、「OK」ボタンをクリックします。

MiniTool Partition Wizardのパーティションフォーマットウィンドウ

ステップ3.メインインターフェイスに戻したら、左下隅の「適用」をクリックして保留中の操作を実行します。

MiniTool Partition Wizardのメイン画面にある「適用」ボタン

フォーマット後にデータが消えた場合の復元方法

ディスク番号を間違えると別のドライブが消える可能性があります。幸いに、誤ってフォーマットした場合でも、すぐに上書きしていなければ復元できる可能性があります。

MiniTool Power Data Recoveryは無料のデータ復元ツールで、USBドライブをフォーマットした後でも重要なデータを復元でき、手順も非常に簡単です。

MiniTool Power Data Recoveryの主な機能

  • 対応ストレージデバイス:USBドライブ、SDカード、HDD、SSD、CD/DVD
  • 対応Windowsバージョン:Windows 11、10、8、8.1
  • 対応ファイル形式:画像、ビデオ、音声ファイル、ドキュメント、アーカイブなど
  • ファイル削除状況:フォーマット、誤削除、ウイルス攻撃、ファイルシステムの破損、ファイル転送中のエラーなど
  • ファイルプレビュー機能:復元する前にドキュメント、画像、ビデオ、音声など様々なファイル種類を確認可能
  • 無料復元容量:最大1GBまでのファイルを無料で復元可能

以下の手順に従って、フォーマットしたUSBドライブをスキャンしてファイルを復元することができます。

MiniTool Power Data Recovery Freeクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ

ステップ1.このデータ復元ソフトを実行してホームページに入ります。次に、「論理ドライブ」または「デバイス」からUSBドライブを選択し、「スキャン」ボタンをクリックしてファイルのスキャンを開始します。

  • 論理ドライブ」モジュールは、ディスク上のすべての既存/削除/紛失されたパーティションを一覧表示し、USBフラッシュドライブのパーティションはUSBアイコンで示されます。
  • デバイス」モジュールは、PCに接続されている物理ディスクを表示し、名前とストレージ容量でUSBを特定してスキャンすることができます。
MiniTool Power Data Recoveryの中でUSBが選択された状態

ステップ2.スキャンが完了したら、復元したいファイルの検索を開始できます。

デフォルトでは、「パス」カテゴリーのセクションが表示されます。このタブの下には、「削除されたファイル」、「紛失したファイル」、「既存のファイル」の三つのフォルダーがあります。

必要なファイルをより簡単に見つけるために、次の機能も活用できます:

  • タイプ:ファイルを元の順序ではなく、種類や形式ごとに整理します。画像、ドキュメント、ビデオなど特定の種類のファイルを復元したい場合に便利です。
  • フィルター:ファイルタイプ、更新日時、ファイルサイズ、ファイルカテゴリーなどの条件に基づいてファイルを絞り込むことができます。複数のフィルターオプションを同時に使用することが可能です。
  • 検索:特定のファイルを検索できます。右上の検索バーにファイル名の全部または一部を入力し、「Enter」キーを押します。
  • プレビュー:ファイルを選択して「プレビュー」をクリックすると、復元したいファイルかどうか確認できます。この機能により、スキャン中にドキュメント、画像、ビデオを確認し、正確な復元を保証します。
MiniTool Power Data Recoveryの役に立つ機能

ステップ3.復元したいファイルにすべてチェックを入れ、「保存」ボタンをクリックします。そして、復元されたファイルを保存する新しい場所を選択し、「OK」をクリックします。

MiniTool Power Data Recoveryのファイル保存先選択ウィンドウ

まとめ

ここまで読めば、CMDを使ってUSBをフォーマットする基本的な手順を理解できるはずです。CMDによるUSBフォーマットは強力ですが、DiskPartの操作ミスには注意が必要です。より簡単に操作したい場合は、MiniTool Partition Wizard のような専用ツールを使用すると安全です。

万が一誤ってデータを削除してしまった場合は、MiniTool Power Data Recoveryを使用することで復元できる可能性があります。

最後に、MiniToolの製品についてサポートが必要な場合は、[email protected] までお問い合わせください。

CMDでUSBをフォーマットする:よくある質問(FAQ)

CMDでUSBをフォーマットするのは安全ですか?
正しいディスクを選択して操作すれば安全にフォーマットできます。ただし、DiskPartでは誤ったディスクを選択すると別のドライブのデータが削除される可能性があります。そのため、「list disk」で対象USBを必ず確認してから操作することが重要です。
USBが「書き込み禁止」でフォーマットできない場合はどうすればいいですか?
書き込み禁止が原因でフォーマットできない場合は、DiskPartで「attributes disk clear readonly」を実行して解除することができます。
できない場合は、USBの物理ロック、ポリシー制限、またはデバイスの故障が原因の可能性があります。
USBはFAT32とNTFSどちらでフォーマットすべきですか?
FAT32は互換性が高く、多くのデバイスで使用できますが、4GB以上のファイルは保存できません。一方NTFSはWindows向けで大容量ファイルに対応していますが、一部デバイスでは認識されない場合があります。用途に応じて選択することが重要です。
CMD(DiskPart)でUSBをフォーマットした後、データは復元できますか?
フォーマット直後で新しいデータを書き込んでいない場合は、復元できる可能性があります。
例えば、MiniTool Power Data Recoveryを使用すると、削除・フォーマットされたUSBデータをスキャンして復元できます。
  • hatena