Windowsで外付けHDD、USBメモリ、SDカードなどを開こうとすると、「場所が利用できません」と表示されてファイルに一切アクセスできなくなることがあります。原因と状況によって正しい対処法が異なります。MiniToolのこの記事では、代表的な7つの状況を例に、具体的な解決手順を紹介します。
エラーメッセージの文言は状況によって異なり、原因もそれぞれ違います。次の早見表で、自分の状況に近いものを確認してみましょう。
| エラーメッセージ | 主な原因 | 主な対処法 |
| このボリュームは認識可能なファイルシステムではありません | RAWファイルシステム化、パーティションテーブルの破損 | フォーマット |
| パラメーターが間違っています | 不正な取り外し、不良セクタ、ファイルシステム破損 | フォーマット/chkdsk |
| アクセスが拒否されました | アクセス権限(所有者設定)の誤り | 所有者・権限の変更 |
| ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません | MFT/FATの破損 | フォーマット/chkdsk |
| 利用できない場所を参照しています | Windowsアップデートの不具合、システムクラッシュ | 前回正常起動時の構成/システムの復元/新規プロファイル作成 |
| データエラー(巡回冗長検査(CRC)エラー) | レジストリ破損、ディスクの断片化 | ディスクチェック |
| 指定されたネットワーク名は使用できません | スリープ復帰後のSMBセッション切断 | ネットワークドライブの再接続設定 |
いずれの方法もデータが消える可能性があるため、実行前にMiniTool Power Data Recoveryでデータを復元しておくことを強くおすすめします。
「場所が利用できません」エラーが発生する7つの状況
これから、「場所が利用できません」エラーが発生する最も一般的な7つの状況について説明します。
状況1:場所が利用できません – このボリュームは認識可能なファイルシステムではありません。

原因
多くの場合、ファイルシステムがRAW化していることが原因です。パーティションテーブルやブートセクタが破損すると、Windowsがファイルシステムの種類を認識できなくなり、このエラーが発生します。
対処法
RAWになったドライブを直接フォーマットするとデータが失われるため、MiniTool Power Data Recoveryでデータを復元し、その後フォーマットまたはパーティションテーブルの修復を行ってください。
状況2:場所が利用できません – パラメータが間違っています
こんにちは。 USB 3.0 + USB 2.0外付けSeagate 2TBドライブに「ドライブにアクセスできません。パラメーターが間違っています」というエラーが表示されます。20分前にはまだ正常です。Tom’s hardware

原因
リムーバブルドライブの不正な取り外し、USBポートの不具合、不良セクタ、ファイルシステムの破損などが考えられます。
対処法
方法1.アクセスできないハードドライブをフォーマットする
ステップ1.Windowsアイコンを右クリックし、「ディスクの管理」を選択します。
ステップ2.ターゲットドライブを右クリックして「フォーマット」を選択し、「OK」をクリックして確認します。

方法2.chkdsk /f /rを実行する
ステップ1.「スタート」を開き、cmdと入力してから、「管理者として実行」を選択します。
ステップ2.chkdsk X:/f /r(Xはアクセスできないパーティションのドライブ文字です)と入力してEnterキーを押します。

ディスクのフォーマットまたはchkdsk /f /rを実行すると、「パラメーターが間違っています」というエラーを修正できますが、ドライブの元のデータを削除する可能性があります。操作を実行する前に、データを別の場所に転送してください。
状況3:場所が利用できません- アクセスが拒否されました

原因
主にフォルダやドライブのアクセス権限(所有者設定)の問題です。
対処法
プロパティの「セキュリティ」タブから所有者・アクセス権を確認し、必要に応じて変更してください。詳しい手順は関連記事「アクセスが拒否されました」エラーの解決策(ディスクとフォルダ)」を参照して下さい。
状況4:場所が利用できません – ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません

原因
ファイル、フォルダ、MFT(Master File Table)、FAT(File Allocation Table)、またはUSBドライブが何らかの原因で破損した場合、このエラーが表示されます。
対処法
このエラーを修正するには、コマンドラインを使ってファイルシステムのエラーをチェックして修復するか(状況2のchkdsk /f /rを参照)、破損したドライブをフォーマットして再利用することができます。実行前にデータを復元しておくと安心です。
詳細は関連記事「エラー「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」を素早く修正 」を参照してください。
状況5:場所が利用できません-利用できない場所を参照しています
原因
破損したWindowsのアップデートがコンピュータにインストールされた後、またはシステムが突然クラッシュした場合によく発生します。
対処法
方法1:
- Windows 7の場合:PCを再起動し、F8キーを押して「詳細ブートオプション」画面に入り、「前回正常起動時の構成(詳細)」を選択してWindowsを通常どおり起動します。(この機能はWindows 8以降で標準的に無効化されており、Windows 10/11では利用できません。)
- Windows 10/11の場合:「設定」→「システム」→「回復」→「高度なスタートアップ」の「今すぐ再起動」をクリックします。「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「システムの復元」から、問題が発生する前の状態に戻します。復元ポイントがない場合は、同じ画面から「スタートアップ修復」を試してください。

方法2:cmdを開き、コマンドプロンプトで次の2つのコマンドを入力して実行し、新しいユーザープロファイルを作成します。
net user /add usernamehere passwordhere
net localgroup administrators usernamehere /add

その後、破損した/以前のプロファイルからデータをコピーします。
状況6:場所が利用できません- CRCエラー
データを外付けHDDからPCにコピーする際に「データエラー(巡回冗長検査(CRC)エラー)です」が表示されます。
原因
レジストリの破損、乱雑なハードディスク、プログラムのインストール失敗、ファイルの設定ミスなどさまざまな要因によって発生する可能性があります。
対処法
状況7:場所が利用できません – 指定されたネットワーク名は使用できません
次のような状況を想定しましょう:
スリープおよび再開機能をサポートする Windows 7 コンピューターです。マップされたネットワークドライブにアクセスし、コンピュータをスリープ状態にしてしばらくしてから再起動します。
この状況では、割り当てられたネットワークドライブに短時間アクセスすることはできず、休止状態から復帰してから最初の30秒以内にMicrosoft Officeファイル(Word、Excel)を開くことはできません。また、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
場所が利用できません。x:にアクセスできません。指定されたネットワーク名は使用できません。ローカルデバイス名はすでに使用されています。この接続は復元されませんでした。
原因
サーバー側でサーバーメッセージブロック(SMB)セッションが削除されたために発生します。
対処法
「Windows を休止状態から再開した後、マップされたネットワークドライブにアクセスする際に発生する「場所を利用できません」エラー」を参照して下さい。
データを失う前に:MiniTool Power Data Recoveryで復元する
「場所が利用できません」を直す作業(フォーマット、chkdsk、パーティションの修復など)は、多くの場合ドライブ内のデータを消去してしまいます。エラーを修復する前に、まずデータを安全な場所に保存する必要があります。
MiniTool Power Data Recoveryは、RAW化・フォーマット済み・破損したパーティションからでも、写真・動画・文書などのファイルを復元できるデータ復元ソフトです。無料版でも1GBまで復元できます。
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ステップ1.MiniTool Power Data Recoveryを開き、「場所が利用できません」エラーが発生したドライブを選択してスキャンします。
ステップ2.スキャンが完了したら、リストに表示されたファイルを確認します。復元したいファイルを選んでチェックを入れます。
ステップ3.「保存」をクリックします。新しいウィンドウで、復元されたファイルを別の安全なドライブまたはフォルダーに保存してください。

まとめ
「場所が利用できません」というエラーは、状況によって直し方が大きく異なります。まずは早見表で自分の状況に近いものを確認し、該当する対処法を試してみてください。
どの状況にも共通して言えるのは、フォーマットやchkdskなどの修復作業にはデータを消してしまうリスクがあるということです。作業前にMiniTool Power Data Recoveryでアクセスできないドライブからファイルを復元しておけば、万が一の場合でも安心です。
MiniTool製品の使用中にご不明な点がございましたら、[email protected] までお問い合わせください。
「場所が利用できません」エラーについてよくある質問(FAQ)
ただし、フォーマットやchkdskなどの修復作業を行うとデータが上書き・削除される可能性があるため、修復前にMiniTool Power Data Recoveryなどのデータ復元ソフトでデータを復元しておくことをおすすめします。