オーディオサービスはあらゆる電子オーディオデバイスで使われていますが、Windowsのオーディオサービスは時々うまく機能しなくなることがあります。「オーディオサービスが応答していません」というエラーは、サウンドデバイスが応答していないことを意味します。そのため、オーディオデバイスの問題を解決する必要があります。

Windowsのオーディオサービスが応答しない

多くのユーザーが、コンピューターで音声を再生できなくなるという問題を経験しています。このとき、サウンドのトラブルシューティングツールを実行して、オーディオサービスの問題を解決しようとした人は多いです。

サウンドのトラブルシューティングツールを実行する

  1. Windows + Iで、Windowsの設定を開きます。
  2. 下にスクロールして、「更新とセキュリティ」を選択します。
  3. 左サイドバーから「トラブルシューティング」を選択します。
  4. 追加のトラブルシューティングツール」をクリックします。(オプション)
  5. リストから「オーディオの再生」を選択します。
  6. トラブルシューティングツールの実行」をクリックします。
  7. 処理が終了するまで待ち、画面の指示に従って続行します。

トラブルシューティングツールを実行しても問題を解決できず、まだ「オーディオサービスが応答していません」と表示されることがあります。

音声サービスが応答しない

オーディオサービスの問題は、専門家に依頼せずとも自分で簡単に直せます。

関連記事: 解決済み: Windows 10の音が出ない

サービスアプリから確認する

Windows 10で音が出なくなった場合、オーディオサービスが無効になっている可能性があります。 Windows + Sを押す→サービスと入力する→Enterを押して実行→Windows Audioを探す→状態欄を確認する、という手順でオーディオサービスの設定を確認します。「オーディオサービスが実行されていません」というエラーメッセージは、オーディオサービスが停止していることを意味するので、すぐにこの問題を解決しましょう。

Windows 10のオーディオサービスが応答しない問題を解決する4つの方法

「オーディオサービスが実行されていません」「オーディオサービスが応答していません」は、サウンドデバイスが応答していないことを表す一般的なエラーです。これは、Windows UpdateでWindowsをアップグレードした後に発生することがあります。

Windows 10「オーディオサービスが実行されていません」

Windows 10でオーディオサービスが応答しなくなったら、「サービス」を開いてWindows Audioサービス(Windowsサウンドサービス)の状態を確認します。それでも実行されない場合は、CMDやレジストリでの修正、ドライバーの更新など、他の方法をお試し下さい。

  1. mscを実行し、Windows Audioを再起動する
  2. コマンドプロンプトを使用して、サービスを追加する
  3. レジストリエディターで、ServiceDllの値のデータを変更する
  4. サービスのオーディオコンポーネントを確認する
  5. デバイスマネージャーでオーディオドライバーを再インストールする
  6. デフォルトのサウンドドライバーをインストールする
  7. システムの復元を行うか、クリーンインストールする
  8. アンチウイルスからレジストリキーを復元する

方法1: Windows Audioサービスを開始する

  1. スタートボタンをクリックして、Windowsシステムフォルダを探します。
  2. フォルダを展開して「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開きます。
  3. テキストボックスに「msc」と入力し、「OK」をクリックします。
  4. サービス一覧から「Windows Audio」を探します。
  5. サービスを右クリックして「再起動」を選択します。

再起動

その後、Windows Audioのスタートアップの種類が「自動」になっていることを確認します。

  • もしそうであれば、このままにしておきます。
  • 手動または無効に設定されている場合は、「Windows Audio」を右クリック→「プロパティ」を選択→スタートアップの種類で「自動」を選択→ 「適用」をクリック→「OK」をクリック の順に行います。

Windows Audio Endpoint BuilderとPlug and Playでも、同様に再起動とスタートアップの種類の設定を行います。

方法2: コマンドプロンプトを使用する

  1. タスクバーの検索ボックスに「cmd」と入力します。
  2. コマンドプロンプトを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
  3. 管理者権限のコマンドプロンプトに net localgroup Administrators /add networkservice と入力し、Enterを押します。
  4. net localgroup Administrators /add localserviceと入力し、Enterを押します。
  5. コマンドの実行が完了するまで待ちます。
  6. コンピューターを再起動します。(関連記事: コンピューターから削除されたファイルを復元する方法)

コマンド・プロンプト

コマンドプロンプトは、ディスクの管理やシステムの設定だけでなく、ハードディスクやUSBメモリからファイルを復元する場合にも利用できます。

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方法3: レジストリの変更

  1. 「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開きます。
  2. テキストボックスに「regedit」と入力します。
  3. OK」をクリックしてレジストリエディターを開きます。
  4. HKEY_LOCAL_MACHINESYSTEMCurrentControlSetServicesAudioEndPointBuilderを1つずつ展開します。
  5. パラメータ」を選択します。
  6. 右ペインから「ServiceDll」を探し、データ欄の情報を確認します。
  7. 値のデータが「%SystemRoot%System32AudioEndPointBuilder.dll」になっていない場合は変更します。
  8. レジストリエディターを終了し、コンピューターを再起動します。

ServiceDll

方法4: オーディオコンポーネントの確認

  1. 「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開きます。
  2. msc」と入力し、Enterを押します。
  3. 下にスクロールして、Windows Audioサービスを探します。
  4. Windows Audioサービスを右クリックして「プロパティ」を選択するか、ダブルクリックしてプロパティウィンドウを開きます。
  5. 依存関係」タブに移動します。
  6. このサービスが依存するシステムコンポーネント」にあるすべてのコンポーネントを展開します。
  7. すべてのコンポーネントが「mscで実行中」になっていることを確認します。
  8. Windows Audioサービスを再起動し、次いでコンピューターを再起動します。

依存関係

上記の方法がどれもうまくいかない場合は、次の方法でエラーを修正して下さい。

  • オーディオドライバーを再インストールする
  • デフォルトのサウンドドライバーをインストールする
  • システムの復元を使用するか、クリーンインストールする
  • アンチウイルスからレジストリキーを復元する
  • hatena