マザーボードにオレンジ色のライトが点灯している場合、コンピューターに問題がある可能性があります。問題の原因は?この問題を解決するには?MiniToolのこの記事では、マザーボードにオレンジ色のライトが点灯した際に、それを修正する方法をご紹介します。

マザーボードは、すべてのハードウェアコンポーネントを接続するコンピューターシステムの主要なコンポーネントです。しかし、マザーボードにオレンジ色のライトが点灯しているというユーザーもいます。

オレンジ色のライトが点灯しているか点滅しているかによって、問題の種類は異なります。点灯したままの場合は、おそらくRAMに関連しています。点滅している場合は電源の問題を示します。

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マザーボードにオレンジ色のライトが点灯する問題の原因として、以下のようなことが考えられます。

  1. ハードウェアの故障
  2. 電力不足
  3. コンピューターのオーバーヒート
  4. BIOS/UEFIの問題
  5. マザーボードの故障
  6. RAMに互換性がない

マザーボードにオレンジ色のライトが点灯する場合の解決策

続いて、マザーボードにオレンジ色のライトが点灯する問題を解決する方法についてご紹介します。

対処法1: CMOSのクリア

CMOSはマザーボードに付いている小さなチップで、すべてのBIOS設定やシステム構成情報を保持しています。CMOSをクリアすると、すべての設定がデフォルトにリセットされます。誤ったBIOSの設定や構成によって、オレンジ色のライトが点灯する問題を修正するのに役立ちます。

マザーボードのCMOSバッテリーを見つけて取り外し、数分間(5分程度)放置した後、スロットに戻します。

詳細な手順については、こちらの記事「CMOSをクリアする2つの方法」をご参照下さい。

対処法2: 電源の確認

マザーボードに接続されているすべてのコンポーネントに十分な電力を供給できる電源がコンピューターに接続されていることを確認して下さい。電力不足や不具合によって電圧が変動すると、オレンジ色のランプが点灯する可能性があります。

マザーボードを損傷させたり、エラーライトを点灯させたりする可能性があるどんな種類の電力サージからも保護するために、必ず良質な電源を使用して下さい。

対処法3: RAMの確認

マザーボードのソケットにRAMが均等に取り付けられていることを確認します。RAMとマザーボードのソケットの接続不良は、ビープ音やエラーライトの原因となる可能性があります。マザーボードに他のすべてのコンポーネントが接続されていることを確認して下さい。

対処法4: CPUの確認

RAMを確認して問題がない場合は、CPUを確認します。これを行うには、CPUクーラーを取り外して、CPUに残っているサーマルペーストを確認します。もしあれば、アルコールと無塵布で取り除きます。

CPUの損傷の兆候を目視で確認します。曲がったピンが見つかった場合、CPUに問題があります。CPUが損傷している場合、交換が必要です。

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対処法5: BIOSの更新

オレンジ色のライトの点灯は、ほとんどの場合BIOSの不完全なアップグレードや、破損したBIOS自体が原因となります。BIOSのクリーンアップデートを行うと、破損したファイルや不完全なファイルを上書きできることがあります。BIOSを更新するには、マザーボードメーカーの公式ウェブサイトでマザーボードモデルを検索して、最新のBIOS更新を確認します。

提示:
BIOSの更新はシステムのクラッシュを引き起こすことがあるため、事前にPCのシステムバックアップを取っておくことをおすすめします。BIOSの更新後にWindowsが起動しない場合は、すぐに復元を行ってPCを通常の状態に戻しましょう。MiniTool ShadowMaker Freeが役立ちます。ダウンロードして試してみて下さい!

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最後に

以上、マザーボードのオレンジ色のライトに関するすべての情報をお伝えしました。この問題に対する他の有用な解決策がございましたら、以下のコメント欄にお寄せ下さい。

  • hatena