タスクバーやファイル エクスプローラーでOneDriveアイコンが消えてしまうことがあります。これにより、ユーザーがファイルを同期するのに不便が生じます。本記事では、OneDriveアイコンの欠落の問題を修正する方法について説明します。ちなみに、MiniToolソフトウェアを試してファイルを同期してみることができます。

OneDriveアイコンの欠落の問題

OneDriveは、Microsoftが提供するファイル ホスティング サービスおよび同期サービスです。これは、特にファイルとフォルダを同期したい人にとっては重要なWindowsツールです。また、このツールを使えば、クラウドストレージにファイルを転送することも可能です。

Windows 10では、OneDriveは常にタスクバーの右側に表示されます。このアイコンは、OneDriveにアクセスするためのゲートウェイです。ただし、残念ながら、タスクバーからOneDriveアイコンが消えてしまうことがあり、ユーザーがOneDriveにアクセスするのが困難になることがあります。そして、OneDriveアイコンがファイル エクスプローラーに表示されなくなる場合もあります。

Windows 10でのOneDriveアイコンの欠落は確かに深刻な問題です。したがって、この投稿は、OneDriveがタスクバーとファイル エクスプローラーに表示されない問題の対処法について説明していきます。

タスクバーからOneDriveアイコンが消えた時の修正

まずは、通知領域にOneDriveアイコンが表示されない問題の修正方法を解説します。OneDriveアイコンがタスクバーから消えた場合は、これらの解決策を試してみてください。

解決策1.OneDriveアイコンが非表示領域に表示されていないことを確認する

タスクバーまたはシステムトレイに多くのアイコンがある場合、一部のアイコンは非表示になります。そのため、OneDriveがタスクバーから消えた場合は、とりあえず非表示になっているかどうかを確認してください。

タスクバーの上向き矢印アイコンをクリックすることで、OneDriveアイコンがここにあるかどうかを確認できます。

非表示になっているOneDriveアイコンを再表示

解決策2.タスクバーでOneDriveアイコンを有効にする

OneDriveがタスクバーに隠されていない場合は、2番目の方法を試す必要があるかもしれません。その方法により、タスクバーのOneDriveアイコンが有効になっているかどうかを確認できます。そうでない場合は、それを行う必要があります。

では、タスクバーでOneDriveアイコンを有効にする方法を見てみましょう。

ステップ1:タスクバーの設定を開く

  1. タスクバーを右クリックします。
  2. すると、コンテキスト メニューが表示され、「タスクバーの設定」を選択して続行します。

タスクバー設定を選択

ステップ2:タスクバーでOneDriveアイコンを有効にする

1.ポップアップ ウィンドウで、「通知領域」まで下にスクロールし、「タスクバーに表示するアイコンを選択します」をクリックして続行します。

「タスクバーに表示するアイコンを選択します」をクリック

2.Microsoft OneDriveを見つけて、トグル スイッチをオンに変更します。

トグル スイッチをオンに変更

その後、タスクバーの設定ウィンドウを終了し、タスクバーにOneDriveアイコンが表示されない問題が解決されたかどうかを確認できます。

解決済み|Windows10でOneDriveを無効または削除する方法
解決済み|Windows10でOneDriveを無効または削除する方法

Windows 10でOneDriveを無効にするか削除するのは簡単です。この投稿では、いくつかの手順でOneDriveを無効にする方法を説明します。

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解決策3.OneDriveをリセットする

上記の解決策がOneDriveクラウド アイコンの欠落の解決に役立たない場合は、次の解決策を試すことができます。ここでは、OneDriveをリセットしてみてください。

次に、OneDriveをリセットする方法をステップバイステップ ガイドで示します。

ステップ1:「ファイル名を指定して実行」プログラムを開く

  1. Windows + R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
  2. 次のコードをコピーしてボックスに貼り付け、「OK」をクリックして続行します。

%localappdata%MicrosoftOneDriveonedrive.exe

コードを入力

ステップ2:OneDriveのリセットを開始する

1.すると、Microsoft OneDriveのウィンドウが表示されます。OneDriveは初期化されます。

2.次に、OneDriveにサインインする必要があります。

3.その後、タスクバーにOneDriveアイコンが表示されます。それを右クリックして、「設定」を選択します。

「設定」を選択

4.ポップアップ ウィンドウで、「設定」タブに移動し、「WindowsにサインインしたときにOneDriveを自動的に開始する」オプションいチェックを入れます。それから、「OK」をクリックして続行します。

オプションにチェックを入れる

これで、OneDriveアイコンが表示されない問題が解決され、そのアイコンがタスクバーに表示されるようになります。そしてその後、WindowsにサインインするとOneDriveが自動的に起動されます。さらに、この対処法は、ファイル エクスプローラーにOneDriveアイコンが表示されない問題を修正するのにも役立ちます。OneDriveアイコンがエクスプローラーから消えた時のその他の解決策については、次のセクションで説明します。

解決策4.ポリシー設定を確認する

ここでは、Windows 10でOneDriveが見つからない問題を修正するための4番目の解決策を示します。それはポリシー設定を確認してみることです。

次に、チュートリアルをご紹介します。

ステップ1:ローカル グループ ポリシー エディターのウィンドウを開く

  1. 「Windows + R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」のダイアログを開きます。
  2. ボックスにmscと入力し、「OK」をクリックして続行します。

ステップ2:ポリシー設定を確認する

1.「ローカル グループ ポリシー エディター」ウィンドウで、次のパスに従ってOneDriveフォルダーに移動します。

「コンピューターの構成」>「管理用テンプレート」>「Windowsコンポーネント」> 「OneDrive」

OneDriveに移動

2.右側のパネルで、「OneDriveをファイル記憶域として使用できないようにする」を選択して、ダブル クリックします。

3.ポップアップ ウィンドウで「未構成」を選択してから、「適用」と「OK」を順にクリックして変更を確認します。

「未構成」を選択

すべての手順が完了したら、パソコンを再起動して、タスクバーにOneDriveアイコンが表示されない問題が解決されたかどうかを確認できます。

さらに、この方法はエクスプローラーでのOneDriveアイコンの欠落の問題を修正するのに役立ちます。

解決策5.OneDriveを最初からセットアップする

上記の解決策で問題を解決できない場合は、OneDriveを再インストールする必要があります。以下に、OneDriveを再インストールする方法をステップバイステップ ガイドで示します。

注: OneDriveを再インストールすると、ローカルに保存されているすべてのファイルが削除されます。したがって、続行する前にファイルをバックアップしてください。

チュートリアルは次のとおりです。

ステップ1:コマンドライン ウィンドウを開く

  1. 検索ボックスに「コマンドプロンプト」と入力し、最も一致する結果を選びます。
  2. それを右クリックして、「管理者として実行」を選択します。

ステップ2:コマンドを入力する

コマンドライン ウィンドウで、次のコマンドを1つずつ入力し、「Enter」キーを押して続行します。

Windows 32ビット版の場合

%SystemRoot%System32OneDriveSetup.exe /uninstall

%SystemRoot%System32OneDriveSetup.exe /install

Windows 64ビット版の場合:

%SystemRoot%SysWOW64OneDriveSetup.exe /uninstall

%SystemRoot%SysWOW64OneDriveSetup.exe /install

Windows 10のバージョンがわからない場合は、「Windowsシステムのバージョンとビルド番号を確認する方法」を参照してください。

すべての手順が完了したら、PCを再起動して、OneDriveアイコンが見つからない問題が解決されたかどうかを確認できます。

OneDriveアイコンがタスクバーから消えましたが、この記事のおかげて、その問題を解決できました。Twitterでシェア

エクスプローラーからOneDriveアイコンが消えた時の修正

前述したように、OneDriveアイコンがタスクバーとファイル エクスプローラーから消える場合があります。上記のセクションでは、通知領域にOneDriveアイコンが表示されない問題を修正する方法を紹介しました。そして、このセクションでは、ファイル エクスプローラーにOneDriveアイコンが表示されないエラーを解決する方法を説明していきます。

解決策1.すべてのOneDriveエントリを削除します

ファイル エクスプローラーでのOneDriveアイコンの欠落を修正するには、レジストリ内のすべてのOneDriveエントリを削除してみることができます。

次のセクションで詳細なチュートリアルをご紹介します。

注: レジストリに変更を加えるのは危険なことなので、事故を避けるために事前にバックアップを取っておいてください。また、この解決策はWindows 7/8でしか機能しません。Windows 10をお持ちの方は、他の解決策をお試しください。

ステップ1:レジストリ エディター ウィンドウを開く

  1. Windows + R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」のダイアログを開きます。
  2. ボックスにregeditを入力し、「OK」をクリックして続行します。

ステップ2:OneDriveエントリを削除する

1.「レジストリ エディター」ウィンドウで、「編集」タブに移動し、「検索…」を選択して続行します。

「検索」を選択して続行

2.ボックスにonedriveと入力し、「検索対象」欄のすべてのアイテムにチェックを入れて、「次を検索」をクリックして続行します。

OneDriveエントリを見つける

3.次に、「削除」をクリックしてOneDriveエントリを削除します。複数のOneDriveエントリがあるので、同じ手順で1つずつ検索して削除してください。

すべての手順が完了したら、パソコンを再起動して、OneDriveのアイコンが見つからない問題が解決されたかどうかを確認してください。

解決策2.レジストリを変更する

ここで、Windows 10のOneDriveアイコンの欠落を解決するためのもう1つの方法を解説していきます。それは、レジストリを変更することです。

ステップ1:レジストリ エディター ウィンドウを開く

  1. Windows + R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」のダイアログを開きます。
  2. ボックスにregeditと入力し、「OK」をクリックして続行します。

ステップ2:レジストリを変更する

1.レジストリ エディター ウィンドウで、次のフォルダに移動してください。OneDriveキーがない場合は、新しいキーを作成する必要があります。

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Policies¥Microsoft¥Windows¥OneDrive

OneDriveフォルダーに移動

2.右側のパネルで、DisableFileSyncNGSCを右クリックし、「変更」を選択して続行します。それが欠落している場合は、右側のパネルを右クリックして「新規」と「DWORD(32ビット) 値」を選択して新しいものを作成します。

3.次に、値データを0に変更します。その後、「OK」をクリックして続行します。

値データを0に変更

すべての手順が完了したら、コンピューターを再起動して設定を有効にし、OneDriveクラウド アイコンの欠落の問題が解決されたかどうかを確認できます。

解決策3.他のファイル同期ソフトウェアを使用する

上記のすべての解決策を試しても、OneDriveアイコンの欠落の問題が引き続き発生する場合、別のファイル同期ソフトウェアを試すことができます。

OneDriveアイコンの欠落の問題に加えて、同期が機能しない、同期が保留中など、OneDriveの使用中に他の問題に直面する場合もあります。

したがって、故障を避けるようにするには、他のファイル同期ソフトウェアを試すことができます。ここでは、MiniTool ShadowMakerをお勧めします。これは、プロの同期およびバックアップ ソフトウェアです。これにより、ファイルを2つ以上の場所に同期してデータを安全に保つことができます。

さらに、MiniTool ShadowMakerは、大きなファイルをすばやく簡単に同期するのにも役立ちます。同期するファイルの数が多い場合は、ハードドライブ全体を別のドライブに複製することができます。また、OSをHDDからSSDに複製することもできます。

MiniTool ShadowMakerには多くの機能が搭載されています。次のボタンからトライアル版を入手して、ファイルを別のハードドライブに同期してみませんか?

MiniTool ShadowMaker Trialクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ

以下には、MiniTool ShadowMakerでファイルを別のハードドライブに同期する方法を示します。

ステップ1:MiniTool ShadowMakerを起動する

  1. MiniTool ShadowMakerをダウンロードしてインストールします。
  2. それを起動します。
  3. 今すぐバックアップ」をクリックします。

「今すぐバックアップ」をクリックして続行

ステップ2:同期ソースを選択する

  1. メイン インターフェイスに入ったら、「同期」ページに移動します。
  2. ソース」モジュールをクリックして、同期ソースを選択してから、「OK」をクリックして続行します。

同期ソースを選択

ステップ3:同期先を選択する

  1. 宛先」モジュールをクリックして、同期先を選択します。
  2. 管理者、ライブラリー、コンピューター、共有済みを含む4つのパスが利用可能です。同期ファイルを保存する場所を指定し、「OK」をクリックします。外付けハードドライブを選択することをお勧めします。

ファイル同期先を選択

ステップ4:ファイルの同期を開始する

  1. 同期ファイルと宛先を選択した後で、「今すぐ同期」をクリックしてファイルを同期します。
  2. または、「後で同期」をクリックして、「管理」ページでこのタスクを再開することもできます。

「今すぐ同期」をクリックして続行

すべての手順を完了すると、ファイルが別のハードドライブに正常に同期されたはずです。このファイル同期ソフトウェアを使えば、タスクバーまたはファイル エクスプローラーにOneDriveアイコンが表示されなくなった問題について心配する必要はありません。

MiniTool ShadowMakerは、ファイルを非常に高速に同期するのに役立つユーザーフレンドリーなツールです。Twitterでシェア

結語

結論として、本記事では、タスクバーとエクスプローラーにOneDriveアイコンが表示されない問題を解決するためのいくつかの対処法を説明しています。同じ問題が発生する場合は、これらの解決策をお試しください。

OneDriveクラウド アイコンの欠落により良い解決策がある場合は、コメント欄で共有できます。

また、MiniTool ShadowMakerの使用中にご不明な点がございましたら、[email protected]までお問い合わせいただければ、なるべく早く返信いたします。

  • hatena