大事なExcelファイルが急に開けなくなった、撮りためた写真や動画が壊れて再生できない——そんなトラブルは、不適切な取り外しやソフトの不具合など日常的な原因で誰にでも起こり得ます。このMiniTool記事では、Word/Excel/PowerPoint、動画、写真など形式別に使える無料のファイル修復ツール・サイトを10個厳選し、Windows標準機能での対処法や利用時の注意点とあわせて紹介します。

Windows 10/11用の無料ファイル修復ツールトップ10

提示:
個人情報や機密情報を含むファイルをオンラインツールにアップロードする際は、提供元の信頼性やプライバシーポリシーを事前に確認することをおすすめします。心配な場合は、後述のWindows標準機能や、インストール型のデスクトップソフトを優先してください。

1.OnlineFile.Repair

この無料オンラインファイル修復ツールは、Word、Excel、PPT、PDF、PSD、Outlookファイルなど、さまざまな種類の破損したファイルを修復するために用いられます。

操作手順:ブラウザで公式サイトにアクセスし、「Select File」ボタンをクリックして破損したファイルをアップロードし、電子メールアドレスを入力し、「Next」をクリックすると、ファイル修復プロセスが開始されます。修復後、修復されたファイルをダウンロードします。

2.online.officerecovery

これも多くの人に利用されている無料のファイル修復ツールです。操作手順:このWebサイトにアクセスし、「破損したファイルをアップロード」の「ファイルを選択」ボタンをクリックし、目的ファイルを選択してアップロードします。そして、「アップロードの確保と修復」をクリックします。修復後、修復されたファイルをダウンロードします。

3.FileRepair

この無料のファイル修復サービスでは、さまざまな種類の破損したファイルを修復するための修復ツールを提供しています。Excelファイル修復、Wordファイル修復、PowerPoint修復、ZIPファイル修復、写真修復ツールなどをこのサイトから取得できます。

4.MiniTool Video Repair

破損したMP4/動画ファイルを修復したい場合は、MiniTool Video Repairというプログラムを使用することをお勧めします。

MiniTool Video RepairはWindows用の破損動画ファイル修復プログラムで、壊れたMP4、MOV、M4V、F4Vのビデオを修復するために用いられます。その高度な修復機能で、深刻に破損した動画を修復できます。100%クリーンで無料のアプリです。

操作手順:

  • MiniTool Video Repairを開きます。
  • Add video(s) and start repairing」をクリックします。目的の動画をアップロードします。
  • Repair」ボタンをクリックすると、破損した動画の修復が自動的に開始されます。
  • 動画を成功に修復した後、「Preview」ボタンをクリックし、動画を再生して確認します。そして、「Save」ボタンをクリックし、保存先を選択します。
  • 動画の修復に失敗した場合、「Advanced Repair」をクリックし、目的の動画ファイルを再度追加すると、ソフトウェアが目的の動画ファイルの修復を再度試行します。

MiniTool Video Repairの画面

5.Wondershare Repairit

この修復ソフトは、ビデオ修復、写真修復、ファイル修復の機能を提供します。

破損ビデオや写真を修復するだけでなく、Word、Excel、PPTファイルのようなMicrosoft Officeファイルを修復することもできます。

このソフトをインストールし、開いてから、左側のパネルで「動画修復」、「写真修復」、または「ファイル修復」モジュールを選択します。「ファイル修復」モジュールを選択してから、「追加」ボタンをクリックすると、破損したファイルを追加して修復を開始します。

6.Stellar File Repair Toolkit

Stellar File Repair Toolkitは、破損したWord、Excel、PowerPoint、およびPDFファイルを修復するためのファイル修復ツールです。Stellar Repair for Word、Stellar Repair for Excel、Stellar Repair for PowerPoint、Stellar Repair for PDFツールが含まれています。

7.Repair Toolbox

Repair Toolboxは、多くのファイルタイプの破損修復ソリューションを提供します。ここからWord、Excel、PowerPoint、PDF、Photoshop、Access、Outlook、OneNoteファイルなどの修復ツールを取得できます。Web版とデスクトップ版の両方も提供している修復ツールもあります。

Microsoft Office修復ツール|Officeアプリケーションの修復
Microsoft Office修復ツール|Officeアプリケーションの修復

一部の無料のOffice修復ツールは、Microsoft OfficeまたはMicrosoft 365アプリケーションを修復し、Windows 10/11上で破損したOfficeファイルを修復するために提供されています。

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8.Remo Repair

ファイルが破損してアクセスできない場合は、このファイル修正ツールを試してください。

Remo Repairは、Word、Outlook(PST)、PowerPoint、Zip/RAR、MOV/AVI、Photoshop(PSD)などのファイルの修復をサポートしています。

9.OfficeFIX

OfficeFIXは、様々な形式の破損したファイルを修復するためのファイル修復ツールセットを提供しており、破損したWord、Excel、Outlook、Accessのファイルの修復をサポートしています。

10.(番外編)ファイルが見当たらない場合はデータ復元ソフトを使う

ここまではいずれも「壊れて開けないファイル」を直すための修復ツールでした。一方、「そもそもファイル自体が消えてしまった・見当たらない」場合は、修復ツールでは対応できません。この場合は、ファイル修復ソフトではなくデータ復元ソフトが必要です。

MiniTool Power Data Recoveryは、Windows 11/10/8/7に対応したプロフェッショナルな無料データ復元アプリケーションです。Windows PC、USBフラッシュドライブ、メモリ/SDカード、外付けハードドライブ、SSDなどのデバイスから削除・紛失したファイル、写真、動画などを復元できます。誤操作、ディスクのフォーマット、ハードディスクの破損、システムクラッシュ、マルウェア/ウイルス感染などによるデータ消失に幅広く対応可能です。

MiniTool Power Data Recovery Freeクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ

  • MiniTool Power Data Recoveryを開きます。
  • メインインターフェイスで、目的のドライブを選択し、「スキャン」をクリックします。対象ドライブが分からない場合、「デバイス」モジュールに切り替え、デバイス全体を選択し、「スキャン」をクリックします。
  • そして、スキャン結果から必要なファイルが見つます。必要なファイルをチェックし、「保存」ボタンをクリックし、別の保存先を選択します。
MiniTool Power Data Recoveryのメイン画面

SFCツールを使って破損したシステムファイルを修復する

破損したシステムファイルは、PCの誤動作を引き起こす可能性があります。この場合、Windowsに組み込まれた破損ファイル修復ツール「SFC」(システムファイルチェッカー)を使って、すべての保護されているシステムファイルをスキャンし、破損したファイルをキャッシュされたコピーに置き換えます。SFCコマンドの実行方法は、以下の通りです。

  • Windows + Rキーを押し、cmdと入力し、Ctrl + Shift + Enterキーを押し、「コマンドプロンプト」を管理者として実行します。
  • 次に、DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealthを入力し、Enterキーを押します。このコマンドは、システムファイルの破損を修正するために必要なファイルを提供します。
  • 次に、sfc /scannowを入力し、Enterキーを押します。このコマンドは、すべての保護されているシステムファイルをスキャンし、破損している可能性のあるシステムファイルを置き換えます。スキャンプロセスには数分かかることがあります。

ディスクのエラーチェックで破損ファイルを修復する

ハードディスクの不良セクタやファイルシステムのエラーが原因でファイルが破損している場合は、Windows標準の「エラーチェック」機能で修復できることがあります。

ステップ1: 対象ドライブ(例:C:)をエクスプローラーで右クリックし、「プロパティ」を選択します。

ステップ2: 「ツール」タブを開き、「エラーチェック」欄の「チェック」をクリックします。

ステップ3: 画面の指示に従い、ドライブのスキャンと修復を実行します。

エクスプローラーのエラーチェック画面
提示:
実行前に、重要なファイルは必ずバックアップを取ってください。

Officeファイルは「開いて修復」機能も試せる

Word・Excel・PowerPointには、ファイルを開く際の「開く」ダイアログで対象ファイルを選択し、「開く」ボタン右の矢印から「開いて修復」を選べる標準機能があります。サードパーティツールを使う前に、無料でまず試せる選択肢として覚えておくと便利です。

ファイル破損の要因

  • ファイルシステムの破損
  • USB、メモリーカードなどの記憶装置の不適切な取り出し
  • マルウェア/ウイルス感染
  • ハードディスクの不良セクタ
  • ハードディスクの破損
  • ソフトウェアの問題
  • 保存中の予期しないシャットダウン(停電・強制終了など)
Outlook PSTファイルを修復する無料のPST修復ツールトップ6
Outlook PSTファイルを修復する無料のPST修復ツールトップ6

この記事では、破損したOutlook PSTファイルを修復する六つの無料のPST修復ツールを紹介しています。

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まとめ

ファイルの破損は、記録メディアの不適切な取り外しやソフトの不具合など、身近な原因で誰にでも起こり得るトラブルです。まずはWindows標準のSFC・エラーチェック機能を試し、それでも直らない場合は本記事で紹介したツールを形式に合わせて活用してください。オンラインツールを使う際は、ファイルの機密性に応じて提供元の信頼性も確認しておくと安心です。

なお、「ファイルが破損している」のではなく「ファイル自体が消えてしまった/見当たらない」場合は、修復ツールでは対応できません。その際はMiniTool Power Data Recoveryのようなデータ復元ソフトで、削除・紛失したファイルの復元を試してみてください。

MiniTool製品の使用中に何か問題がございましたら、[email protected] までお気軽にお問い合わせください。

よくある質問(FAQ)

ファイル修復ツールとデータ復元ソフトは何が違いますか?
ファイル修復ツールは「存在はしているが壊れて開けないファイル」を直すためのものです。データ復元ソフトは「削除・フォーマット・紛失したファイルを見つけ出す」ためのもので、目的が異なります。ファイルが見当たらない場合はデータ復元ソフト、ファイルはあるが開けない場合はファイル修復ツールを選んでください。
オンラインのファイル修復サイトにファイルをアップロードしても安全ですか?
多くのサービスは通信を暗号化し、一定期間後にファイルを削除するとしていますが、機密情報や個人情報を含むファイルは慎重に扱うべきです。心配な場合は、インストール型のデスクトップソフトやWindows標準機能(SFC、エラーチェック、Officeの「開いて修復」)を優先することをおすすめします。
Excelファイルが「ファイルが壊れているため開けません」と表示された場合はどうすればいいですか?
まずExcelの「開く」ダイアログでファイルを選択し、「開く」ボタン右の矢印から「開いて修復」を試してください。それでも直らない場合は、ファイル修復ツールの利用を検討してください。
ファイルを修復しても中身が完全に元に戻らないことはありますか?
はい。破損の程度によっては、一部のデータや書式が失われることがあります。修復ツールは万能ではないため、日頃からバックアップを取っておくことが最も確実な予防策です。
  • hatena