ローカルグループポリシーエディターは、グループポリシー設定の構成と変更に役立つツールです。サインインとシャットダウンのプロセスを制御し、ユーザーが使用・変更できる設定とアプリを決定します。さて、ローカルグループポリシーエディターを開くにはどうすれば良いでしょうか?MiniTool が11種類の方法をご紹介しています。

ローカルグループポリシーエディターとは

ローカルグループポリシーエディターは、管理者がグループポリシーオブジェクト(GPO)内のグループポリシー設定を管理できるように、あらゆるシステムに組み込まれているMicrosoft管理コンソール(MMC)です。ローカルポリシーエディターには、主にコンピューターの設定(コンピューターに適用された設定を保持) とユーザーの設定(ユーザーに適用された設定を保持)という2つのセクションがあります。

解決済み: Microsoft管理コンソールが動作しない

グループポリシーエディターでできること

管理者はグループポリシーエディターを使用して、自分のコンピューターの他のユーザーに対するルールを迅速かつ容易に管理できます。

ローカルグループポリシーエディターで管理者ができること

  • ローカルのGPOを編集する
  • コンピューターとユーザーの設定を無効にする
  • スクリプトを使用して特定の操作を行う

ローカルグループポリシーエディターを開く方法続いて、Windows 10でグループポリシーエディターを開く方法について解説します。

グループポリシーの編集方法ローカルグループポリシーエディターを開く→コンピューターの構成またはユーザーの構成を展開→編集したいグループポリシーを選択→必要に応じて修正する

提示: 予期せぬアクシデントに備えて、システムや重要なデータは事前にバックアップしておきましょう。失われたファイルをできるだけ多く復元できるようにするには、専用のデータ復元ツールが必要です。

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Windows 10でローカルグループポリシーエディターを開く方法

Windows 10 Homeにはグループポリシーエディターが搭載されていないため、「gpedit.mscが見つかりません」というエラーが発生することがあります。Windowsでgpedit.mscを見つけられない場合は、こちらのページをご覧下さい:

Windowsでgpedit.mscが見つからないときの対処法
Windowsでgpedit.mscが見つからないときの対処法

コンピューターでグループポリシーエディターを開こうとすると、「gpedit.mscが見つかりません」というエラーが発生することがあります。

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#1.Windows Searchでグループポリシーエディターを開く

スタートメニューには、ローカルグループポリシーエディターのショートカットがありません。設定やコントロールパネルでも見つけることができません。ポリシーエディターを開く最も簡単な方法は、Windows Searchを使用することです。

  1. タスクバーの左端にある検索アイコンまたは検索ボックスをクリックします。Windows + Sで直接Windows Searchを開くこともできます。
  2. 検索ボックスに「グループポリシー」と入力します。
  3. 検索結果にある「グループポリシーの編集」をクリックします。

Windows 10 タスクバーが動作しないときの究極の解決策

検索で開く

#2.コマンドプロンプトからグループポリシーエディターを開く

  1. Windows Searchを開き、「cmd」と入力します。
  2. それを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  3. ユーザーアカウント制御のウィンドウが表示されたら、「はい」をクリックします。
  4. gpeditと入力し、Enterを押します。

コマンドプロンプトから開く

CMDでファイルを復元する方法:究極のユーザーガイド

#3.設定からグループポリシーエディターを開く

  1. いつものように「設定」アプリを開きます。最も簡単な方法は、Windows + Iを押すことです。
  2. 上部にある「設定の検索」ボックスに「グループポリシー」と入力します。
  3. グループポリシーの編集」をクリックします。

設定でグループポリシーを見つける

#4.「ファイル名を指定して実行」からグループポリシーエディターを開く

  1. スタートを右クリックするか、Windows + Xを押します。
  2. WinXのメニューから「実行」を選択します。Windows + Rを直接押すことでも開けます。
  3. テキストボックスに「msc」と入力します。
  4. OK」をクリックするかEnterを押します。

[解決済み]Windows 10でWinXメニューが動作しない

実行を介してポリシーエディタを開く

#5.Windows PowerShellからグループポリシーエディターを開く

  1. Windows + Xを押します。
  2. Windows PowerShellを選択します。
  3. msc(または gpedit)と入力し、 Enterを押します。

PowerShellから開く

#6.コントロールパネルからグループポリシーエディターを開く

  1. コントロールパネルを開きます。
  2. 右上のテキストボックスに「グループポリシー」と入力します。
  3. 管理ツールの「グループポリシーの編集」をクリックします。

コントロールパネルから開く

#7.ファイルエクスプローラーでグループポリシーエディターを開く

  1. Windows + Eを押します。
  2. 上部のアドレスバーに「msc」と入力します。
  3. Enterを押します。

C:WindowsSystem32gpedit.mscをダブルクリックすることでも開けます。

ファイルエクスプローラーで開く

File Explorerが応答しない、または動作が停止している場合の対処法

#8.タスクマネージャーからグループポリシーエディターを開く

  1. Ctrl + Shift + Escを押します。
  2. ファイルメニューをクリックし、「新しいタスクの実行」を選択します。
  3. 「開く」の欄に「msc」と入力し、「OK」をクリックします。

タスクマネージャーから開く

#9.Cortanaでグループポリシーエディターを開く

  1. タスクバーのCortanaアイコンをクリックします。
  2. Hey Cortana」と言うかマイクボタンをクリックします。
  3. グループポリシーエディターを開く」と言い、「グループポリシーを編集する」をクリックします。

#10.グループポリシーエディターのショートカットを作成する

  1. デスクトップ上の何もないところで右クリックします。
  2. 新規作成」→「ショートカット」を選択します。
  3. mscと入力し、「次へ」をクリックします。
  4. 名前をつけて「完了」をクリックします。
  5. 作成したショートカットをダブルクリックします。

ショートカットを作成する

#11.スタートメニューまたはタスクバーからローカルグループポリシーエディターを起動する

  1. 方法10の手順でショートカットを作成します。
  2. ショートカットを右クリックし、「スタートにピン留めする」または「タスクバーにピン留めする」を選択します。
  3. スタートメニューまたはタスクバーにあるエディターアイコンをクリックします。

以上、Windows 10コンピューターでローカルグループポリシーエディターを開く方法について解説しました。動画ガイドもご覧いただけます。

  • hatena