東芝ストレージデバイスについて
東芝は、東京都港区に本社を置くエレクトロニクス企業で、パーソナルコンピューター、家電製品、家庭用電化製品、医療機器などを手がける大手メーカーです。また、USBフラッシュドライブ、メモリカード、内蔵・外付けハードドライブなどのストレージデバイスも製造しています。
- USBフラッシュドライブ（2.0および3.0）：容量は2～128GB
- メモリカード：容量2GB～256GBの東芝製SD/SDHC/SDXCカード
- 内蔵・外付けハードドライブ：東芝製のハードドライブおよびポータブルハードドライブ (最大容量 16 TB)
東芝ストレージデバイスをフォーマットする理由
一般的なストレージデバイス、特に新しいディスクの場合は、使用する前にフォーマットが必要です。また、デバイスを再利用したり、ファイルシステムを変更したりする際にもフォーマットが必要になることがあります。さらに、場合によっては、フォーマットを行うことでデバイスのエラーや問題が解決することもあります。
東芝ストレージデバイスで次の問題が発生した場合は、フォーマットして問題を解決し、再び動作するようにすることができます。
- ファイルシステムエラー
- デバイスアクセスの問題
- ウイルスまたはマルウェア攻撃
- ハードドライブまたはUSBがいっぱいと表示されるが、そうではない
- など
東芝製のストレージデバイスを効果的にフォーマットするには、専用のフォーマットツールを使用することをお勧めします。この投稿では、さまざまなニーズに対応できる東芝フラッシュドライブ用フォーマットツール、東芝外付けハードドライブ用フォーマットツール、東芝SDカード用フォーマットツールをご紹介します。
東芝ストレージデバイス用のフォーマットツール
ご存じのように、東芝はUSBドライブ、メモリカード、内蔵・外付けハードドライブなどのストレージデバイスを製造しています。そのため、これらすべての東芝製デバイスに対応したフォーマットツールを使用することをお勧めします。そうすることで、複数のプログラムをインストールせずに、さまざまなデバイスを簡単にフォーマットできます。
東芝ストレージデバイスにフォーマットを行う前に前に、重要なデータを事前にバックアップする必要があります。そうしないと、データが失われる可能性があります。デバイスの種類に応じて、対応するチュートリアルに従ってデータをバックアップしてください。
東芝ストレージ製品をフォーマットする必要がある場合、下に紹介されたツールから適切な一つを選択して、フォーマットしましょう。
#1: MiniTool Partition Wizard
まず、MiniTool Partition Wizardをご紹介します。このソフトウェアは、SSDクローンツール、FAT32フォーマッタ、SDカードフォーマッタ、USBフォーマッタとして使用できる多機能なフォーマットツールです。この1つのソフトで、東芝製のメモリカード、SDカード、外付けハードディスクをフォーマットすることができ、統合されたフォーマットツールとして非常に便利です。
東芝だけでなく、MiniTool Partition WizardはWD（Western Digital）、Samsung、Intel、ADATAなどのブランドの製品にも対応しているため、ブランドの制限を気にする必要はありません。また、デバイスをNTFS、exFAT、FAT32、EXT2/3/4などのファイルシステムにフォーマットすることができます。特に、このソフトはFAT32のパーティションサイズ制限を超え、32GBを超えるFAT32パーティションの作成、フォーマット、拡張が可能です。
MiniTool Partition Wizardには明確でわかりやすいインターフェースを備えています。従って、「フォーマット」機能を簡単に見つけて利用して、数回クリックするだけでプロセスを完了できます。下のボタンをクリックして MiniTool Partition Wizard をダウンロードし、セットアップファイルを実行して画面の指示に従ってインストールしてください。
MiniTool Partition Wizard Freeクリックしてダウンロード100%クリーン＆セーフ
ステップ１：東芝USB ドライブ、外付けハードドライブ、または SD カードをコンピューターに接続します。
ステップ２：MiniTool Partition Wizardのメインインタフェースを実行し、ストレージ デバイスを右クリックして、コンテキストメニューの「フォーマット」オプションをクリックします。或いは、対象のストレージデバイスをクリックし、左側のメニューから「パーティションフォーマット」をクリックします。
ステップ３：次のウィンドウで、必要に応じてパーティションのラベル、ファイルシステム、およびクラスターサイズを調整して構成します。次に、「OK」をクリックして変更を保存します。
ステップ４：最後に、「適用」をクリックして操作を実行します。確認ウィンドウが表示されたら、「はい」をクリックして操作を実行します。
#2: ディスクの管理
「ディスクの管理」は、Windows PCに組み込まれているユーティリティです。ハードディスクやパーティションに関連するさまざまな操作が実行できます。例えば、ボリュームの作成/フォーマット/拡張/縮小/削除、ドライブ文字とパスの変更、パーティションをアクティブとしてマーク、ミラーの追加、ダイナミックディスクへの変換、MBR/GPT ディスクへの変換などが可能です。
ストレージデバイスをコンピューターに正しく接続されば、「ディスクの管理」でフォーマットできます。MiniTool Partition Wizardと同様に、フラッシュドライブフォーマットツール、東芝外付けハードドライブフォーマットツール、および東芝SDカードフォーマットツールとして使用できます。
以下は、「ディスクの管理」を使用して東芝USBドライブ/ SDカード/外付けハードドライブをフォーマットする方法を示しています。
ステップ１：東芝ストレージデバイスをコンピューターに接続します。
ステップ２：「スタート」アイコンを右クリックして、メニューから 「ディスクの管理」を開きます。または、「Win+R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、「diskmgmt.msc」と入力して 「OK」をクリックし、「ディスクの管理」を開きます。
ステップ３：東芝ストレージデバイスを右クリックし、コンテキストメニューの「フォーマット」オプションをクリックします。
ステップ４：ポップアップしたウィンドウで、ボリュームラベル、ファイルシステム、およびアロケーションユニットサイズを設定します。次に、「OK」をクリックして変更を保存します。ボリュームをフォーマットすると、ボリューム上のすべてのデータが失われるという警告が表示されます。事前にデータをバックアップしたことを確認し、「OK」をクリックして、フォーマットの操作を実行します。
#3: コマンドプロンプト
「コマンドプロンプト」は、特定のコマンドラインを実行してさまざまなディスクやパーティションに関するタスクが行えるWindows内蔵ツールです。「コマンドプロンプト」を使用すると、パーティションの作成/フォーマット/拡張/縮小/削除/消去、ドライブ文字の割り当て、MBRからGPTへの変換なども実行できます。東芝 SD カード/USB ドライブ/外付けハードドライブをフォーマットしたい場合、「コマンドプロンプト」も優れた選択肢です。
「コマンドプロンプト」を利用して、東芝ストレージデバイスをフォーマットする手順は次のとおりです。
ステップ１：東芝ストレージデバイスをコンピューターに接続します。
ステップ２：検索ボックスに「cmd」と入力し、表示された「コマンドプロンプト」プログラムの下にある「管理者として実行」をクリックします。
ステップ３：管理者特権のユーザーアカウント制御ウィンドウで、「はい」をクリックして続行します。
ステップ４：「コマンドプロンプト」のウィンドウで、次のコマンドを入力し、それぞれの後に「Enter」キーを押します。
- diskpart
- list disk
- select disk 〇 （〇を対象の東芝ストレージデバイスのディスク番号に置き換えてください）
- clean
- create partition primary
- format fs=ntfs （ntfsをfat32、exfatなどの他のファイルシステムに置き換えることもできます。）
ステップ５：フォーマットが完了するまでお待ちください。そして、コマンド「assign drive letter=Y」を実行してドライブ文字を割り当てます。「Y」を他の使用可能なドライブ文字に置き換えることができます。
#4: 東芝SDメモリカードフォーマット
東芝SDメモリカードフォーマットは、デジタルカメラ、スマートフォン、タブレットなどの電子機器用で使用するSDメモリカードをフォーマットするために設計されています。このツールは、SD、SDHC、SDXC など、さまざまな種類の SDメモリカードに対応しています。ただし、このソフトウェアは東芝製のSDメモリカードのみをフォーマットできることにご注意ください。
この東芝から開発されたSDカードフォーマットツールを使用すると、東芝製のSDカードのすべてのデータを簡単に消去します。また、カードをチェックして発生する可能性のあるエラーや問題を修復することができます。つまり、メモリカードが良好な状態にあり、新しいデータを適切に保存できることを保証します。
東芝SDメモリカードフォーマットは、Windows 10、8.1、7、Vista、および XP システムで動作できます。必要がある場合、東芝の公式ウェブサイトからダウンロードし、コンピューターにインストールしてください。SD カードをコンピューターに接続したら、ソフトウェアを起動し、ドロップダウンメニューからターゲットドライブを選択し、「簡易フォーマット」または「完全フォーマット」を選択して、「スタート」ボタンをクリックして、SDカードを簡単にフォーマットできます。
更に読む：
東芝ストレージデバイスのデータをバックアップしないでフォーマットしてしまった場合はどうすればよいでしょうか？MiniTool Partition Wizaの「データ復元」機能を利用して、東芝USBメモリ、SDカード、外付けハードドライブ上の重要なデータを簡単に復元できます。
PW DEMO
システムの更新、突然のクラッシュ、誤った操作、予期せぬ電源のシャットダウンなど、さまざまな原因により失われたデータを回復することが出きます。ただし、物理的に損傷した、または完全にフォーマットされたストレージデバイスからはデータを回復できません。
この強力なデータ復旧ソフトウェアを使用すると、ハードドライブの復旧、USB データの復旧、外付けハードドライブの復旧、SSDファイルの復旧、およびその他のデータ復旧タスクも実行できます。更に、パーティション復元の機能も備えており、失われた/削除されたパーティションを回復することも可能です。
結語：
この投稿では、東芝製の主なストレージデバイスの種類、ストレージデバイスへのフォーマットが必要な場合、および東芝製品用のフォーマットツールをいくつ紹介します。この中での東芝SDメモリカードフォーマットは、東芝株式会社が開発した東芝製のSD カード専用のフォーマットツールで、東芝SDメモリカードだけ利用できます。
東芝のUSBドライブ、SDカード、外付けハードドライブをフォーマットするツールを使用する場合は、MiniTool Partition Wizard、ディスクの管理、コマンドプロンプトなどのユーティリティを使用してみてください。
最後に、MiniTool Partition Wizard の使用中に問題が発生した場合は、[email protected]までお気軽にお問い合わせください。できるだけ早く返信いたします。