「リモート プロシージャ コールに失敗しました」エラーは、DISMコマンドの実行中にRPC(リモートプロシージャコール、Remote Procedure Call)に関連する問題によって発生するエラーです。本記事では、Windows 10/11でDISMエラー1726が発生する原因と、解決するための具体的な対処法を詳しく解説します。

「リモートプロシージャコールに失敗しました」エラーの主な原因

リモートプロシージャコールとは

リモート プロシージャ コール(RPC、Remote Procedure Call)とは、Windows内部のプログラムやサービス間で通信を行うための仕組みです。DISMなどのシステムツールもRPCサービスを利用して動作しているため、RPCに問題があるとエラー1726が発生することがあります。

「リモートプロシージャコールに失敗しました」エラーが発生する原因

DISM(展開イメージのサービスと管理)は、Windowsに組み込まれたコマンドラインツールで、「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」などのコマンドでシステムの問題をスキャン・修復します。このコマンド実行中にRPCサービスとの通信に失敗すると、「エラー1726:リモート プロシージャ コールに失敗しました」が表示されます。

このエラーに関するユーザーからの報告に基づき、考えられる原因を以下の4つにまとめました。

  • RPCサービスが停止している、または設定に問題がある
  • Windows検索サービスとの競合が発生している
  • Windowsやシステムコンポーネントが古い
  • システムファイルが破損している

「リモートプロシージャコールに失敗しました」エラーを解決する方法

対処法1:リモートプロシージャコール(RPC)サービス設定を変更する

ほとんどの場合、DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth エラー1726は、関連するサービス‐リモートプロシージャコール(RPC)サービスが無効になっている時に発生します。この場合、リモートプロシージャコール(RPC)サービスのスタートアップ種類を変更することで、DISMエラー1726を修正できます。

ステップ1:「Win + R」キーで「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開き、「services.msc」と入力してサービスウィンドウに入ります。

ステップ2:スクロールダウンして「Remote Procedure Call (RPC)」サービスを見つけて右クリックし、「プロパティ」を選択します。

Remote Procedure Call (RPC) を見つける

ステップ3:「全般」タブで、「スタートアップの種類」オプションが「自動」になっていることを確認します。そうでない場合は設定を変更し、「適用」と「OK」をクリックして変更を保存します。

スタートアップの種類を自動に変更する

その後、コンピューターを再起動し、DISMエラー1726が発生するかどうか確認します。

対処法2:RpcSsレジストリキーを変更する

リモートプロシージャコール(RPC)サービスを有効にするもう1つの方法は、レジストリエディターを使用することです。前回の修正方法で1726エラーが修正されない場合は、この方法をお試しください。

なお、レジストリエディターはシステムが正常に機能するための重要なコンポーネントなので、誤って削除してしまうことを避けるために、先にレジストリをバックアップしておくことをお勧めします。詳しくは、こちらの関連記事をご覧ください:【Windows 10】レジストリをバックアップ・復元する方法

ステップ1:「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力してレジストリエディターに入ります。

ステップ2:左側のパネルから下記のレジストリキーに移動します。

HKEY_LOCAL_MACHINE \ SYSTEM \ CurrentControlSet \ Services \ RpcSs

RpcSsキーを選択する

ステップ3:「RpcSs」を選択し、右パネルから「Start」をダブルクリックして、「値のデータ」の欄に2と入力し、「OK」をクリックして保存します。

値のデータを2に変更する

その後、レジストリエディターのウィンドウを終了し、DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth コマンドを再度実行して、エラー1726が発生するかどうかを確認してください。

対処法3:Windows検索サービスを一時的に無効にする

Windows検索サービスを無効にすると、「リモートプロシージャコールに失敗しました」エラーが修正される場合があります。このサービスは、DISMプロセスの通常の機能を中断することがあるため、一時的に無効にしてみてください。

ステップ1:「ファイル名を指定して実行」を開き、「services.msc」と入力します。

ステップ2:「Windows Search」サービスを探してダブルクリックし、「全般」タブで「停止」を選択してサービスを一時的に無効にします。

停止をクリックする

その後、DISMコマンドを再度実行してください。1726エラーがWindows検索サービスによって引き起こされた場合は、この方法を使ったらエラーが再度発生しなくなります。そして、DISMスキャンが完了したら、Windows検索サービスを再起動することができます。

【Windows 10/11】検索が正常に機能しない?今すぐ試せる11の解決策
【Windows 10/11】検索が正常に機能しない?今すぐ試せる11の解決策

Windowsの検索が機能しない・動作しない場合は、Cortanaプロセスの終了、検索サービスの再起動、インデックスの再構築、SFCの実行を試してみてください。

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対処法4:Windowsをアップデートする

また、Windowsを最新の状態に保つことも重要です。更新要求を長期間無視していると、一部のツールが正常に動作しなくなる可能性があります。そのため、以下の手順に従ってWindowsをアップデートすることができます。

ステップ1:「スタート」>「設定」>「更新とセキュリティ」>「Windows Update」の順に進みます。

ステップ2:「更新プログラムのチェック」をクリックすると、Windowsが自動的に利用可能な更新プログラムを探し、ダウンロードしてインストールします。

更新プログラムのチェックをクリックする

対処法5:SFCコマンドでシステムファイルを修復する

システムファイルの破損が原因でDISMエラー1726「リモートプロシージャコールに失敗しました」が発生している場合、DISMコマンドを実行する前に、まずSFC(システムファイルチェッカー)でファイルの整合性を修復することをお勧めします。

ステップ1:Windows検索バーで「cmd」と入力し、管理者として「コマンドプロンプト」を選択します。

ステップ2:以下のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。

sfc /scannow

コマンドプロンプトで「sfc/scannow」をクリックする画面

ステップ3:スキャンが完了したら、コンピューターを再起動し、再度DISMコマンドを実行してエラー1726が解消されているか確認します。

なお、SFCでも修復できないほど破損が深刻な場合は、Windows回復環境(WinRE)からの修復インストール、またはWindowsの再インストールが必要になることがあります。

おまけ:システムをバックアップしておく

ここまで、DISMエラー1726を解決するための4つの方法を紹介しました。ただし、DISM自体がシステムの重要な修復ツールであるため、これらの操作を行う前後にシステムに何らかの問題が生じる可能性もゼロではありません。万が一に備え、事前にシステムをバックアップしておくことを強くお勧めします。

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ステップ2:「バックアップ」タブに移動します。システム関連パーティションがバックアップソースとして選択されているので、バックアップ先を指定するだけです。そして、「今すぐバックアップ」をクリックしてバックアッププロセスを開始します。

MiniTool ShadowMakerで「今すぐバックアップ」または「後でバックアップ」をクリックする画面

Windows 11/10でDISMエラー1726に関するよくある質問

DISMエラー1726は、Windowsのインストールが破損していることを意味しますか?
必ずしもそうとは限りません。システムファイルの破損は原因の1つですが、RPCサービスの無効化など、破損以外の原因で発生するケースも多くあります。
DISMエラー1726を放置しても大丈夫ですか?
Windowsが通常通り動作している場合でも、すぐに重大な問題につながるとは限りません。ただし、DISMによる修復が正常に完了しないため、Windowsの問題を解決する必要がある場合は早めに対処することをおすすめします。
DISMエラー1726はどのコマンドを実行した時に発生しますか?
このエラーは、「/RestoreHealth」だけでなく、「/StartComponentCleanup」や「/ScanHealth」など、他のDISM操作を実行した際にも発生することがあります。
Remote Procedure Call(RPC)サービスを停止・無効化しても問題ありませんか?
いいえ、無効にすることはお勧めしません。RPCサービスは、DISMだけでなく、Windowsの多くのシステムコンポーネントやアプリケーションがCOM/DCOM通信を行うために利用している重要なサービスです。

まとめ

DISMエラー1726「リモートプロシージャコールに失敗しました」というエラーメッセージを修正するには、どうしたらいいですか?この記事では、この問題を解決するために役立つ方法をいくつか紹介しました。また、データ紛失に備えて、MiniTool ShadowMakerを使用して重要なデータをバックアップすることを強くお勧めします。

MiniTool ShadowMakerの使用時に問題が発生した場合は、以下のコメント欄にご記入ください。できるだけ早く返事いたします。MiniTool ShadowMakerの使用時にサポートが必要な場合は、お気軽に[email protected]までお問い合わせください。

  • hatena