この記事では、Windows Server 2022を初期化・工場出荷状態に戻す2つの方法を紹介します。バックアップイメージからの復元やインストールメディアを使った再インストールの手順と、初期化前に重要なデータをバックアップする方法も解説します。
クイックアンサー
Windows Server 2022には、Windows 11/10の「このPCを初期状態に戻す」機能はありません。初期化する場合は、バックアップイメージから復元するとインストールメディアから再インストールする、という2つの方法があります。
| バックアップイメージから復元 | インストールメディアで再インストール | |
| 前提条件 | 事前に作成したシステムイメージが必要 | インストールUSB/ISOが必要 |
| システムが起動しない場合 | 回復環境から復元可能 | 使用可能 |
| 所要時間 | 比較的短い | 長め |
| データの状態 | バックアップ作成時点に復元 | 完全にクリーンな状態 |
Windows Server 2022を初期化する原因
Windows Server 2022の使用中にシステムの動作に問題が発生した場合、初期化することで解決を図ることができます。なお、Windows Server 2022には、Windows 11/10のような「このPCを初期状態に戻す」機能がないため、バックアップイメージからの復元、またはインストールメディアを使用した再インストールによって初期化を行います。
初期化を実行すると、方法によってはアプリケーションや設定、データが失われる可能性があります。事前に重要なデータをバックアップしておくことをおすすめします。
Windows Server 2022を初期化する主な理由は、以下の通りです:
- システムを再構成したい
- システムがクラッシュ、または起動しない
Windows Server 2022を初期化する2つの方法
Windows 11/10とは異なり、Windows Serverには「このPCを初期状態に戻す」という機能はありません。Windows Server 2022を初期化するには、以下の2つの方法を試してください。
方法1:バックアップイメージから復元する
この方法を実行するには、問題が発生する前に作成したシステムイメージが必要です。事前にシステムイメージを作成していない場合や、正常な状態のバックアップがない場合は、この方法を使用できません。その場合は、方法2(インストールメディアで再インストールする)をお試しください。
システムが正常に起動する場合は、以下の手順1〜3で回復環境にアクセスできます。システムが起動しない場合は、Windows Serverのインストール/回復メディアからPCを起動し、手順4の「コンピューターを修復する」から操作を続けてください。
1.「Windows + I」キーを同時に押して、設定アプリケーションを開きます。
2.「更新とセキュリティ」>「回復」>「今すぐ再起動」の順に続行します。
3.コンピューターをシャットダウンする理由を選択し、ここで「オペレーティングシステム:再構成((計画済み)」を選択できます。

4.すると、PCがシステムセットアップページに入ります。言語とその他の設定を選択し、「次へ」をクリックします。次に、「コンピューターを修復する」をクリックします。

5.「オプションを選択してください」ページで、「トラブルシューティング」オプションを選択して続行します。

6.すると、「詳細オプション」のページが表示されます。「イメージでシステムを回復」を選択して続行します。

7.次に、「Windows Server」を選択します。その後、システムイメージバックアップを選択し、「次へ」をクリックします。

8.その後、「ディスクをフォーマットしてパーティションに再分割する」または「システムドライブのみ復元する」を選択します。「次へ」をクリックして続行します。

9.その後、Windows Server 2022の初期化が自動的に開始されます。
方法2:インストールメディア経由
事前に作成したシステムイメージがある場合は、方法1(バックアップイメージからの復元)が適しています。バックアップがない場合や、システムを新たに構築したい場合は、インストールメディアを使用してWindows Server 2022を再インストールできます。この方法はWinREの機能を使って以前の状態に戻すものではなく、OSを新たにインストールしてシステムを再構築する方法です。
再インストールを行うには、Windows Server 2022のインストールメディアが必要です。以前作成したインストールメディアがあれば、それを使用できます。お持ちでない場合は、以下の手順で作成できます。
1.Windows Server 2022の公式ダウンロードページにアクセスし、ISOファイルをダウンロードします。
2.ISOをUSBドライブに書き込みます。
3.Windows Serverインストールディスクの入ったUSBドライブをPCに挿入します。
4.特定のキーを押してBIOSに入り(PCブランドによってBIOSのホットキーが異なる場合があります)、PCがUSBドライブから起動するように起動順序を変更します。
5.最初の方法のステップ4で「今すぐインストール」ボタンをクリックし、Windows Server 2022のインストールプロセスを開始します。
6.インストールするオペレーティングシステムを選択します。ここでは、「Windows Server 2022 Standard(ディスクトップエクスペリエンス)」を選択します。

7.「カスタム:Microsoft Serverオペレーティングシステムのみをインストールする(詳細設定)」を選択します。

8.「ハードドライブ」を選択してWindows Server 2022をインストールし、「次へ」 をクリックして続行します。
9.すると、インストールが始まります。プロセスが完了するまで気長にお待ちください。インストールが終わったら、「今すぐ再起動」をクリックします。その後、Windows Server 2022の構成を開始できます。
Windows Server 2022の初期化前に重要なデータをバックアップする
Windows Server 2022を初期化する前に、重要なファイルやシステムをバックアップしておくことをおすすめします。特に、再インストールなどの方法では、アプリケーションや設定、データが失われる可能性があります。
バックアップには、Windows Server 2022/2019/2016などに対応したWindowsバックアップソフト「MiniTool ShadowMaker」を利用できます。ファイルやフォルダーだけでなく、OS、パーティション、ディスクもバックアップできるため、初期化前のデータ保護に役立ちます。
MiniTool ShadowMaker Trialクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ
ステップ1:MiniTool ShadowMakerをパソコンにインストールし、起動してトライアル版を使い続けます。
ステップ2:「バックアップ」インターフェイスで、システムパーティションがバックアップソースとして選択されていることを確認できます。ファイルをバックアップするには、「ソース」>「フォルダーとファイル」をクリックし、バックアップするすべての項目にチェックを入れて、「OK」をクリックします。
ステップ3:「バックアップ先」をクリックして、バックアップの保存場所を決定します。通常、外付けハードドライブ、USBドライブ、SSDなどが良い選択肢です。
ステップ4:最後に、「今すぐバックアップ」ボタンをクリックしてバックアップタスクを実行します。

Windows Server 2022の初期化に関するよくある質問
まとめ
まとめると、この記事ではWindows Server 2022を初期化する方法について詳しく紹介しています。必要に応じて、これらの方法をお試しください。また、MiniTool ShadowMakerの使用時にご不明な点がございましたら、[email protected]までお気軽にお問い合わせください。できるだけ早く返事いたします。