Windows 11のインストールエラー「0x80070103」は、Windows Updateがドライバーの更新・インストールを行う際に発生することがあります。ドライバーの競合やシステムファイル・キャッシュの不具合などが原因となる場合があります。この記事では、エラーの原因と0x80070103を修正する方法を詳しく解説します。

クイックアンサー

0x80070103エラーの多くは、Windows Updateトラブルシューティングツールの実行、またはSFC/DISMコマンドによるシステムファイルの修復で解決します。それでも直らない場合は、SoftwareDistributionフォルダーの削除で更新キャッシュをリセットするか、Windows 11メディア作成ツールでの再インストールをお試しください。

Windows 11のインストールエラー0x80070103が発生する主な原因

Windows 11のアップデート中に「インストール エラー – 0x80070103」というメッセージが表示され、対処に困っているユーザーは少なくありません。具体的な原因は次のとおりです:

  • 既にインストールされているドライバーを再度インストールしようとしている
  • 現在のシステムと互換性のないドライバーをインストールしようとしている
  • システムファイルが破損している
  • 更新中にドライバーが使用されている
  • Windows Updateのキャッシュが破損している
  • Windows Update関連のサービスが停止または無効になっている

では、Windows 11で「インストールエラー‐0x80070103」エラーを修復する方法を見てみましょう。

Windows 11でインストールエラー0x80070103を修正する方法

下の表を参考に、状況に合った解決策から順番に試すと効率的です。

解決策適用するケース
一時停止して再開するまず最初に試したい、最も手軽な方法
Windows Updateトラブルシューティングを実行する原因がはっきりしない場合。Windows Updateの問題を自動で診断・修復できる
オプションの更新プログラムをインストールする既にインストールされているドライバーや、互換性のないドライバーが原因と考えられる場合
更新プログラムを手動でインストールする特定の更新プログラムだけが繰り返し失敗する場合
Windows Updateサービスを再起動するWindows Updateサービスが停止・無効になっている場合や、更新処理が正常に進まない場合
SFCとDISMを実行するWindowsのシステムファイルやコンポーネントの破損が疑われる場合
SoftwareDistributionフォルダーをリセットするWindows Updateのキャッシュが破損していると考えられる場合
Windows 11メディア作成ツールを使用する上記の方法を試しても解決しない場合の最終手段

解決策1:Windowsアップデートを一時停止して再開する

他の修正方法を試す前に、この簡単な修正をお試しください。インストール時にエラーが発生したアップデートの「再試行」オプションをクリックします。その後、アップデートを一旦中断し、すぐに再開します。続いて、問題が解決したかどうかを確認できます。そうでない場合は、続きをお読みください。

解決策2:Windows Updateトラブルシューティングを実行する

Windows Updateトラブルシューティングツールは、破損した更新プログラムやその他のWindows更新に関連するエラーを検出して修正する役に立つ内蔵ツールです。そのため、トラブルシューティングツールを実行して、「Windows 11インストールエラー0x80070103」を修正することができます。詳しい手順は次の通りです。

ステップ1:「Windows + I」を同時に押して設定アプリケーションを開き、左の縦メニューから「システム」を選択し、右のメニューから「トラブルシューティング」を選択します。

ステップ2:次に、「その他のトラブルシューティングツール」をクリックして「すべてのトラブルシューティングツール」を展開し、「Windows Update」セクションの横にある「実行する」をクリックします。

Windows Updateトラブルシューティングを実行する

ステップ3:すると、このトラブルシューティングツールは、Windows Updateコンポーネントに関連する問題をスキャンします。修正が見つかった場合は、「この修正を適用します」をクリックし、画面の指示に従って修正を完了します。

解決策3:オプションの更新プログラムをインストールする

Windowsは、メジャーアップデートのインストールに加えて、ドライバーのアップグレードのために別の更新プログラムを生成することがあります。0x80070103エラーはドライバーの問題に関連しているため、この解決策が有効な場合があります。以下の手順をお試しください:

ステップ1:「Windows + I」を押して「設定」ウィンドウを開きます。

ステップ2:「設定」ウィンドウで、左のパネルの一番下にある「Windows Update」オプションを選択し、右のサイドバーを下にスクロールして「詳細オプション」をクリックして続行します。

ステップ3:左側のペインから「追加の更新」セクションに移動し、「オプションの更新」をクリックします。

ステップ4:インストールしたいドライバーやその他のオプションの更新プログラムを選択し、「ダウンロードしてインストール」ボタンをクリックします。

ステップ5:すると、Windows 11が自動的に更新プログラムをダウンロードし、インストールします。もちろん、一部の更新プログラムをインストールした後、変更を実行するためにシステムを再起動する必要があります。

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解決策4:手動で更新プログラムをインストールする

Windows更新プログラムをインストールするもう1つの方法は、Microsoft Updateカタログからダウンロードし、手動でインストールすることです。以下のガイドに沿って操作してください:

ステップ1:「Windows + I」を同時に押して「設定」を開き、「Windows Update」をクリックします。

ステップ2:次に、「更新の履歴を表示する」セクションに移動します。インストールに失敗した更新プログラムの番号を確認します。

ステップ3:失敗した更新プログラム番号をコピーします。その後、Microsoft Updateカタログにアクセスし、更新プログラム番号を検索します。

ステップ4:更新プログラムをPCにダウンロードします。続いて、インストーラーをダブルクリックして起動し、更新します。

解決策5:Windows Updateサービスを再起動する

Windows Updateサービスを再起動することで、Windows 11インストールエラー0x80070103を解決できる場合があります。操作方法は次の通りです:

ステップ1:「Windows」キーと「R」キーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開きます。次に、「services.msc」と入力し、「OK」をクリックして「サービス」アプリケーションを開きます。

ステップ2:アプリケーションのリストで「Windows Update」を右クリックし、「停止」を選択します。

ステップ3:次に、「Windows Update」をもう一度右クリックし、「再起動」をクリックします。

上記の操作が完了したら、コンピューターを再起動し、インストールエラー0x80070103が修正されているかどうかを確認します。

解決策6:SFCとDISMを実行する

インストールエラー0x80070103のもう1つの一般的な原因は、システムファイルに関連しています。システムファイルをスキャンして修復するには、SFC(システムファイルチェッカー)またはDISM(展開イメージのサービスと管理)スキャンを実行してみてください。操作方法は次のとおりです:

ステップ1:タスクバーの検索ボックスに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。

ステップ2:次に、管理者権限のコマンドプロンプトで「sfc /scannow」コマンドを入力します。このプロセスはスキャンに時間がかかる場合がありますので、しばらくお待ちください。

sfcスキャン

ステップ3:SFCスキャンが機能しない場合は、コマンドプロンプトウィンドウで以下のコマンドを実行してみてください。

  • Dism /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
  • Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
  • Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

スキャンプロセスが完了したら、パソコンを再起動し、Windows 11インストールエラー0x80070103が修正されているかどうかを確認します。

解決策7:SoftwareDistributionフォルダーを削除する

このセクションでは、2つ目の方法‐SoftwareDistributionフォルダーを削除してWindows 11の更新問題を解決する方法をご紹介します。やり方は以下の通りです。

ステップ1:「検索」メニューに「コマンドプロンプト」と入力します。次に、それを右クリックして「管理者として実行」を選択します:

ステップ2:以下のコマンドを1つずつ入力し、「Enter」キーをして実行します:

  • net stop wuauserv
  • net stop cryptSvc
  • net stop bits
  • net stop msiserver

ステップ3:次に、「C:\Windows\SoftwareDistribution」フォルダーに移動し、「Ctrl+A」キーを押してすべてを選択し、右クリックして「削除」をクリックし、そのフォルダー内のすべてのファイルとフォルダーを削除します。

SoftwareDistributionフォルダーを削除した後、コンピューターを再起動したり、コマンドプロンプトで以下のコマンドを1つずつ入力して「Enter」を押してWindows Update関連サービスを再起動したりすることができます:

  • net start wuauserv
  • net start cryptSvc
  • net start bits
  • net start msiserver

Windows Updateを再度実行し、Windows 11インストールエラーコード0x80070103がまだ発生するか確認してください。それでもエラーが解決しない場合は、次の修正方法-破損したシステムファイルの修復をお試しください。

解決策8:Windows 11メディア作成ツールを使用する

Windows 11インストールエラー0x80070103が発生した場合、Windows 11メディア作成ツールを使ってWindowsを再インストールできます:

提示:
以下のステップを開始する前に、システムディスクにある重要なファイルをすべてバックアップしておくことをお勧めします。こちらの関連記事をご覧ください‐PCをバックアップする方法【Windows/Mac】

ステップ1:マイクロソフトの公式サイトからWindows 11 メディア作成ツールをダウンロードします。

ステップ2:ダウンロードしたメディア作成ツールに移動 > 実行 > ライセンス条項に同意します。

実行する操作を選んでください」ウィンドウには2つのオプションがあります。

オプション1:このPCを今すぐアップグレードする

  1. このPCを今すぐアップグレードする」をチェックし、「次へ」をクリックします。
  2. Windows 11がダウンロードされるまで待ちます。ダウンロード速度は、お使いのPCとネットワーク接続によって異なります。
  3. 設定と構成の検証を待ちます。
  4. 個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」「個人用ファイルのみを引き継ぐ」、または「何もしない」を選択します。次に「次へ」をクリックして続行します。
  5. 画面上の指示に従って、PCへのWindows 11のインストールを完了します。
引き継ぐ項目を選ぶ

オプション2:インストールメディアを作成する

  1. 別のPCのインストールメディアを作成する(USBフラッシュドライブ、DVDまたはISOファイル」をチェックし、「次へ」をクリックします。
  2. 言語」「バージョン」「アーキテクチャ」を手動で選択するか、「このPCにおすすめのオプションを使う」をチェックします。
  3. 次へ」をクリックします。
  4. 使用するメディアの選択画面で、「USBフラッシュドライブ」または「ISOファイル」を選択します。なお、USBメモリを選択した場合は、事前に用意したUSBメモリをPCに接続してください。
  5. その後、「次へ」をクリックし、画面の指示に従って残りの操作を行います。
使用するメディアを選択する

Windows 11のアップデート前にPCをバックアップしておく

Windowsの更新を行う前に、万一のトラブルに備えてPCをバックアップしておくことをおすすめします。重要なデータも定期的にバックアップしておくと安心です。

MiniTool ShadowMakerは、Windows 11/10/8/8.1/7に対応した高機能なバックアップソフトです。ファイル、フォルダー、ディスク、パーティション、Windowsシステムのバックアップと復元に加え、ハードドライブのクローン作成やファイルの同期にも対応しています。

30日間無料のトライアルエディションでバックアップ機能を試せるため、まずは必要なデータやWindowsシステムをバックアップしておくとよいでしょう。

MiniTool ShadowMaker Trialクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ

ステップ1:Windows 11でMiniTool ShadowMakerトライアルエディションを起動します。

ステップ2:「バックアップ」インターフェイスで、システムパーティションがバックアップソースとして選択されています。ファイルをバックアップしたい場合、「ソース」>「フォルダーとファイル」をクリックし、バックアップする項目を選択します。

ステップ3:その後、「バックアップ先」をクリックし、システムイメージファイルを保存するパスを選択します。保存先として外付けハードディスクを選択することを強くお勧めします。

ステップ4:すぐにバックアップを実行するには「今すぐバックアップ」をクリックし、バックアップを遅延させるには「後でバックアップ」をクリックします。

MiniTool ShadowMakerで「今すぐバックアップ」または「後でバックアップ」をクリックする画面

その後、「ツール」>「メディアビルダー」をクリックし、USBハードドライブ、USBメモリ、またはCD/DVDディスクでブータブルメディアを作成することをお勧めします。

インストールエラー0x80070103に関するよくある質問

RealtekのSoftwareComponentドライバーが原因で0x80070103が発生することはありますか?
はい、Realtek SoftwareComponent(バージョン12.0.6000.1097や12.301.1163.245など)とWindows Updateの間で競合が起き、0x80070103エラーが発生するケースが報告されています。この場合は、デバイスマネージャーからRealtek関連ドライバーを一度アンインストールしてから更新を再試行するか、該当ドライバーのみを手動でインストールし直すことで解決することがあります。
0x80070103エラーを放置してもよいですか?
このエラー自体がシステムに即座に重大な影響を与えることは少ないですが、放置すると重要なセキュリティ更新プログラムが適用されないままになるリスクがあります。早めに本記事の解決策を試すことをおすすめします。
0x80070103以外のWindows Updateエラーコードもよくありますか?
はい、0x80071AB10x8000FFFFなども同様にWindows Update時によく見られるエラーです。原因や対処法はエラーコードごとに異なるため、該当するコードの解説記事をご参照ください。
0x80070103エラーを修正するには、ドライバーをアンインストールする必要がありますか?
必ずしも必要ではありません。まずWindows Updateの再試行や「オプションの更新プログラム」の確認、トラブルシューティングなどを試し、それでも解決しない場合にドライバーのアンインストールや再インストールを検討してください。

まとめ

Windows 11のインストールエラー0x80070103にお悩みですか?アップデート中に0x80070103エラーコードに遭遇した場合は、上記の解決策を試してみてください。

MiniTool製品の使用時にご不明な点がございましたら、[email protected]までお気軽にお問い合わせください。できるだけ早く返事いたします。

  • hatena