Windows Updateサービスを停止しようとしても、エラーが表示されたり、停止処理が完了しなかったりすることがあります。原因としては、更新プログラムの処理中やサービスの動作、システムの問題などが考えられます。この記事では、Windows Updateサービスを停止できない主な原因と、Windows 11/10で試せる対処法をわかりやすく解説します。
クイックアンサー
「Windows Updateサービスを停止できませんでした」と表示される場合は、管理者権限のコマンドプロンプトでwuauservのプロセスを強制終了し、解決しなければ更新キャッシュのリセットや修復インストールを試してください。なお、Windows Updateを完全に無効にすることは推奨されません。操作前に重要なデータをバックアップしておきましょう。
Windows Updateサービスを停止できない原因
「Windows Updateサービスを停止できませんでした」というエラーが発生する原因は、状況によって異なります。主に、管理者権限の不足、Windows Updateの処理状況、システムファイルの問題などが考えられます。
- 管理者権限が不足している:Windows Updateサービスの停止には、管理者権限が必要になる場合があります。通常の権限で操作していると、サービスを停止できないことがあります。
- Windows Updateの処理が実行中である:更新プログラムのダウンロードやインストールなどが実行されていると、サービスをすぐに停止できない場合があります。
- Windowsのシステムファイルに問題がある:システムファイルの破損やWindows Update関連のコンポーネントの不具合によって、サービスが正常に動作しない場合があります。
Windows 11/10でWindows Updateサービスを停止できない場合の対処法
Windows Updateサービスを停止できない場合は、次の3つの方法を試すことができます。方法によって操作内容やリスクが異なるため、状況に応じて選択してください。なお、一部の操作には管理者権限が必要です。
| 方法 | 内容 | 向いているケース |
| 方法1 | wuauservに関連するプロセスを確認し、必要に応じて強制終了する | サービスの停止に失敗し、関連プロセスの確認が必要な場合 |
| 方法2 | Windows Update関連サービスを停止し、更新キャッシュをリセットする | 更新キャッシュの問題が疑われる場合 |
| 方法3 | Windowsの修復インストールを行う | ほかの方法で解決せず、システムの修復が必要な場合 |
注意事項:
- Windows Updateを恒久的に無効化することは推奨されません。サービスの停止と自動更新の無効化は異なります。
- 停止したサービスを再び利用する場合は、必要に応じてサービスを開始してください。なお、サービスが自動的に再起動する場合もあります。
方法1:WUAUSERVプロセスを停止する
Windows Updateサービスを停止できない場合は、管理者権限のコマンド プロンプトを介してこの問題を解決してみることができます。コマンドを利用して、そのPIDによって認識されるプロセスを終了させます。今後、「Windows Update」機能を使用したい場合は、一度停止したプロセスを「サービス」ツールで再起動する必要があります。
ステップ1:「Ctrl + Shift + Esc」キーを同時に押して、「タスク マネージャー」ユーティリティを実行します。あるいは、「Ctrl + Alt + Del」キーを同時に押して、ポップアップ ウィンドウから「タスク マネージャー」を選択することで、「タスク マネージャー」ユーティリティを開くこともできます。
ステップ2:タスク マネージャーが簡易表示の場合は、「詳細」をクリックしてタスク マネジャーを展開します。次に、「サービス」タブをクリックし、「名前」欄の「wuauserv」サービスに移動します。そして、PID番号をメモします。

ステップ3:検索バーに「cmd」と入力し、「コマンド プロンプト」を右クリックして、「管理者として実行」を選択します。
ステップ4:「taskkill /f /pid PID」というコマンドを入力してから、キーボードのEnterキーを押します。

コマンド プロンプトで、指定したPIDのプロセスが強制終了されたことが確認できれば、「Windows Updateサービスを停止できませんでした」という問題は解決されたはずです。
方法2:Updateフォルダのコンテンツを消去する
Windows Updateコンポーネントをリセットする場合や、自動更新の問題を解決しようとしている場合、Updateフォルダの内容を削除してWindows Updateサービスを停止するための一連のコマンドを利用できます。
ステップ1:検索バーに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして、「管理者として実行」を選択します。
ステップ2:コマンド「net stop wuauserv」と「net stop bits」を入力してから、キーボードのEnterキーを押します。
ステップ3:Windowsエクスプローラーを開き、「PC」をクリックして、C:¥Windows¥SoftwareDistributionに移動します。
ステップ4:SoftwareDistributionをクリックして開き、「Ctrl+A」キーを同時に押してすべてのファイルを選択します。次に、この画面で右クリックして、コンテキスト メニューから「削除」をクリックすると、SoftwareDistributionフォルダの内容が削除されます。

ステップ5:Windows UpdateサービスとBITSを再起動したい場合は、コマンドプロンプトで「net start wuauserv」と「net start bits」のコマンドを実行すればいいです。
以上の手順をすべて完了すると、Windows Updateサービスは正常に停止されたはずです。
方法3:修復インストールを行う
修復インストールを行うには、Windows 10またはWindows 11のインストールメディアを作成する必要があります。この方法では、Windowsのシステムファイルを修復できます。個人用ファイルやアプリを保持するオプションを選択できますが、事前に重要なデータをバックアップしておくことをおすすめします。それでは、詳しい手順を見ていきましょう。
Windowsインストールメディアの作成
ステップ1:お使いのOSに応じて、Microsoft公式サイトからツールをダウンロードします。
ステップ2:ダウンロードしたファイルを開き、「適用される通知とライセンス条項」をよく読み、「同意する」をクリックして続行します。
ステップ3:「別のPCのインストール メディアを作成する(USBフラッシュ ドライブ、DVD、またはISOファイル)」を選択し、「次へ」をクリックします。
ステップ4:使用したい言語、アーキテクチャ、エディションを選択します。あるいは、「このPCにおすすめのオプションを使う」にチェックを入れます。それから、「次へ」をクリックして続行します。
ステップ5:どのメディアを使用するかを選択します。「USBフラッシュ ドライブ」と「ISOファイル」が選択可能ですが、イメージを保存するデバイスに依存します。そして、「次へ」をクリックして続行します。
ステップ6:後は、PCに接続されている記憶メディアがリストに表示されます。リストからUSBまたはDVDドライブを選択し、「次へ」をクリックします。
ステップ7:メディア作成ツールが必要なファイルをダウンロードします。このプロセスには少し時間がかかりますので、気長にお待ちください。
上記のすべての手順を完了すると、回復メディアの作成ができるはずです。その後、下記の手順に従って回復ドライブを起動し、PCの起動問題を解決してみることができます。
修復インストールの実行
ステップ1:先ほど作成したインストール ドライブをパソコンに接続してから、パソコンを起動します。インストールしたOSによって、初期画面が異なります。
ステップ2:インストールする言語、時刻と通貨の形式、キーボードまたは入力方式を選択して、「次へ」をクリックします。
ステップ3:「コンピューターを修復する」オプションをクリックして、Windows回復環境に入ります。
ステップ4:「トラブルシューティング」をクリックしてから、「このPCを初期状態に戻す」を選びます。

ステップ5:「個人用ファイルを保持する」を選択します。PCをリセットするプロセスの準備ができるまで、しばらくお待ちください。

ステップ6:「このPCを初期状態に戻す」が読み込まれたら、アカウントのパスワードを入力して、「続行」をクリックします。
ステップ7:リセット情報を確認したら、「初期状態に戻す」ボタンをクリックしてください。

PCのリセットのプロセスが完了すると、再びWindowsへのアクセスが可能になります。BSODのループがまだ発生するかどうかを確認してください。
Windowsのデータを保護する方法
Windows Updateやシステムの修復を行う前に、重要なデータをバックアップしておくと安心です。
バックアップには、PCバックアップソフト「MiniTool ShadowMaker」を利用できます。ファイルやフォルダだけでなく、パーティション、ディスク全体、Windowsのシステムもバックアップでき、トラブルが発生した場合のデータ復元やシステム復旧に役立ちます。また、ファイルやフォルダの同期にも対応しています。
万が一のシステム障害に備えたい場合は、事前にバックアップを作成しておきましょう。
MiniTool ShadowMakerの機能を試したい方は、以下のボタンからトライアル版をダウンロードできます。
MiniTool ShadowMaker Trialクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ
次の部分では、MiniTool ShadowMakerの「バックアップ」機能を使用してファイルのバックアップを作成する方法をご説明します。
ステップ 1:ソース ファイルの選択
1.MiniTool ShadowMakerを実行し、「体験版で続く」をクリックして、そのインターフェースに入ります。
2.「バックアップ」タブをクリックして続行します。
4.「ソース」モジュールをクリックして、バックアップしたいソースの種類を選択します。ここでは、データの損失を避けるために、ファイルを選択します。

ステップ2:バックアップ ファイルの保存先パスの選択
1.「バックアップ先」モジュールをクリックします。
2.次に、バックアップ ファイルを保存するパスをクリックします。保存先のパスでは、「ユーザー」、「ライブラリー」、「コンピューター」、「共有済み」の4種類が選択可能です。いずれかを選んでから、「OK」をクリックして続行します。

ステップ3:バックアップ操作の実行
「今すぐバックアップ」をクリックすると、バックアップ操作がすぐに実行されます。

Windows Updateサービスを停止できない問題に関するよくある質問
まとめ
この記事では、「Windows Updateサービスを停止できませんでした」という問題を解決するための3つの便利な方法をご説明しました。また、この問題に遭遇したときにデータをバックアップするための便利なツールも紹介されています。Windows Updateサービスを停止できない場合は、上記の方法を試してみてください。
MiniToolプログラムを使用する際に何かご質問がございましたら、メールで[email protected]にお気軽にお問い合わせください。