エラーコード0x800704ecとは、Windows Defender(現Microsoft Defender)やMicrosoft Storeなどのアプリがブロックされた場合に表示されるエラーです。主な原因として、グループポリシーによる制限やサードパーティ製ウイルス対策ソフトとの競合、レジストリ設定の問題、Windows Defender関連サービスの停止などが考えられます。本記事では、Windows 10/11で0x800704ecエラーが発生する主な原因について詳しく解説します。
クイックアンサー
エラーコード0x800704ecは、Windows DefenderやMicrosoft Storeなどのアプリがグループポリシーによってブロックされていることを示すエラーです。
素早く解決するには、グループポリシーの競合を確認し、サードパーティ製ウイルス対策ソフトを一時的にアンインストールし、Windowsレジストリを変更してください。
エラーコード0x800704ecとは
エラーコード0x800704ecは、アプリケーションがグループポリシーによってブロックされていることを示すエラーです。
一部のユーザーは、Windows Defenderを開こうとした際にこのエラーを経験します。また、Microsoft Storeアプリを起動してお気に入りのプログラムをインストールしようとした際に同エラーに遭遇するユーザーもいます。以下のエラーメッセージが表示されます:
このプログラムはグループポリシーによりブロックされています。詳細については、システム管理者に問い合わせください。(エラーコード:0x800704ec)

お使いのPCで同じエラーが発生したことはありますか?もしそうなら、読み進めてこのエラーの原因と解決策を確認してください。
エラーコード0x800704ecの原因
エラーコード0x800704ecが発生する主な原因は以下の通りです。
| 原因 | 説明 |
| グループポリシーの制限 | Windows DefenderまたはMicrosoft Storeのグループポリシーが正しく構成されていない場合、エラーコード0x800704ecが発生しやすくなります。 |
| サードパーティ製ウイルス対策ソフトとの競合 | サードパーティ製のウイルス対策ソフトがWindows Defenderと競合すると、エラーコード0x800704ecが発生することがあります。 |
| システムファイルの破損 | 破損したシステムファイルがエラーコード0x800704ecを引き起こす可能性があります。 |
| Windows Defenderサービスの無効化 | Windows Defenderサービスが無効な場合、Windows Defenderエラー0x800704ecが発生しやすくなります。 |
| 不適切なレジストリ設定 | 不適切なレジストリ設定や破損したプログラムは、このエラーを含む不具合を引き起こしやすくします。 |
| 職場/学校アカウントのポリシー | 職場または学校用コンピューターでは、管理者がグループポリシーを通じて特定のアプリを意図的にブロックしている可能性があります。 |
Windows 10/11でエラーコード0x800704ecを修正する方法
エラーコード0x800704ecを解決するには、ウイルス対策ソフトの一時的なアンインストール、Windowsレジストリの修正、グループポリシーの確認、必須サービスの再起動、SFCやDISMコマンドの実行などを試してください。
詳しくは、下記の内容をご覧ください。
解決策1.グループポリシーの競合を確認する
Windows DefenderまたはMicrosoft Storeのグループポリシーによってアクセスがブロックされている場合、エラーコード0x800704ecが発生する可能性があります。この状況では、グループポリシーの競合を確認してエラーを修正してください。具体的な操作手順は以下の通りです。
ステップ1.「ファイル名を指定して実行」を開き、「gpedit.msc」と入力して「Enter」キーを押します。
ステップ2.表示される「ローカルグループポリシーエディター」ウィンドウで、次のパスに移動します:
- Windows Defenderが有効化できない場合:「コンピューターの構成」>「管理用テンプレート」>「Windowsコンポーネント」>「Microsoft Defenderウイルス対策」
- Microsoft Storeがブロックされている場合:「コンピューターの構成」>「管理用テンプレート」>「Windows コンポーネント」>「ストア」
ステップ3.右側のパネルで、「Microsoft Defenderウイルス対策を無効にする」または「Microsoft Storeアプリケーションをオフにする」を探し、ダブルクリックします。

ステップ4.「未構成」を選択し、「適用」をクリックしてから「OK」をクリックします。あるいは、「Microsoft Storeアプリケーションをオフにする」ウィンドウで同じ操作を実行します。

ステップ5.完了後、システムを再起動し、エラーが解消されたか確認します。
解決策2.ウイルス対策ソフトを一時的にアンインストールする
前述の通り、サードパーティ製ウイルス対策ソフトがWindows Defenderと競合し、「このプログラムはグループポリシーによりブロックされています 0x800704ec」エラーを引き起こす可能性があります。この場合、ウイルス対策ソフトを一時的にアンインストールしてエラーを修正することをお試しください。
具体的な操作手順は以下の通りです。
ステップ1.「Win + S」キーを押して「検索」ウィンドウを開き、「コントロールパネル」と入力して「Enter」キーを押します。
ステップ2.「コントロールパネル」ウィンドウで、「表示方法」を「大きいアイコン」に設定し、「プログラムと機能」を選択します。

ステップ3.次に、アプリ一覧からアンチウイルスソフトを選択し、右クリックして「アンインストール」を選びます。
ステップ4.プロンプトや画面上の指示に従い、削除プロセスを完了させます。
解決策3.SFCおよびDISMを実行する
システムファイルが破損したことも、Windows Defenderエラーコード0x800704ecの原因となる可能性があります。お使いのPCで発生しているエラーが、この原因によるものだと思われる場合は、SFCコマンドおよびDISMコマンドを実行して修復をお試しください。具体的な手順は以下の通りです。
ステップ1.「検索」ウィンドウを開き、検索ボックスに「cmd」と入力します。次に、最も一致する結果から「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
ステップ2.コマンドプロンプトウィンドウで、「sfc /scannow」と入力し、「Enter」キーを押します。

ステップ3.完了したら、コンピューターを再起動し、Windows Defenderを再度実行してみます。Windows Defenderエラーが引き続き発生する場合は、DISMコマンドを実行します:
- DISM.exe /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
- DISM.exe /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
- DISM.exe /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
解決策4.職場または学校用のアカウントを削除する
職場や学校のコンピューターで「このプログラムはグループポリシーによりブロックされています 0x800704ec」というエラーが発生している場合、システム管理者がポリシーを通じて特定のアプリをブロックしている可能性があります。この場合は、管理者にお問い合わせください。
また、個人デバイスで仕事用または学校用アカウントを使用中にこのエラーが発生した場合は、そのアカウントを削除することで解決する可能性があります。手順は以下の通りです。
- 「設定」を開きます。
- 「アカウント」>「職場または学校にアクセスする」に移動します。
- 仕事用または学校用のメールアドレスがリストされている場合は、それを選んで切断します。
- 必要に応じて、特定のアプリ内で再度登録します。
解決策5.Windowsレジストリを変更する
不適切なレジストリ設定もIntune 0x800704ecエラーの原因となる場合があります。このケースでは、Windowsレジストリを変更してエラーを修正することができます。手順は以下の通りです:
ステップ1.「Win + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力して「Enter」キーを押します。UACウィンドウが表示された場合は、「はい」をクリックして続行します。
ステップ2.下記のパスに移動します。
- Microsoft Storeの場合:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\WindowsStore
- Windows Defenderの場合:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows Defender
ステップ3.関連するエントリが存在する場合は削除します。
- 「RemoveWindowsStore」キーを削除するか、値のデータを「0」に設定します(Microsoft Store問題の場合)。
- 「DisableAntiSpyware」、「DisableRealtimeMonitoring」、あるいは類似のキーを削除します(Windows Defender問題の場合)。
ステップ4.コンピューターを再起動し、エラーが解消されたかどうかを確認します。
解決策6.Windows Defenderサービスを有効にする
お使いのパソコンでWindows Defenderサービスが無効になっている場合、Windows Defenderエラー0x800704ecが発生しやすくなります。この状況では、Windows Defenderに関連するサービスを有効にしてみてください。詳細な手順は次の通りです。
ステップ1.「ファイル名を指定して実行」を開き、「services.msc」と入力して「Enter」キーを押します。
ステップ2.「サービス」一覧でWindows Defender関連のサービスが実行中かどうかを確認します。
- Windows Defender Advanced Threat Protection Service
- Windows Defender Firewall
- Security Center
- Microsoft Defender Antivirus Network Inspection Service
- Microsoft Defender Antivirus Service

ステップ3.「状態」欄に「実行中」と表示されていない場合は、サービスを右クリックし、「開始」を選択して有効にします。
ステップ4.完了後、PCを再起動し、エラーが解消されたか確認します。
解決策7.Microsoft Storeをリセットする
Windows 10/11でMicrosoft Storeエラーコード0x800704ecが発生した場合、Microsoft Storeをリセットすることでエラーを解決できるかもしれません。詳細な手順は以下の通りです:
- 「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 「wsreset.exe」と入力し、「Enter」キーを押します。
- コマンドプロンプトがキャッシュをリセットし、自動的に閉じるまでお待ちください。
- Microsoft Storeが正常に開くかどうかを確認します。
解決策8.Microsoft Storeを再インストールする(必要な場合)
上記の解決策でMicrosoft Storeエラーコード0x800704ecが修正できない場合は、PowerShellでコマンドを実行してMicrosoft Storeを再インストールすることをおすすめします。Microsoft Storeを再インストールする詳細な手順は以下の通りです:
ステップ1.「Win + X」キーを押して「クイックリンク」メニューを開き、「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。
ステップ2.Microsoft Storeを削除するコマンドを実行します。
Get-AppxPackage *Microsoft.Store* | Remove-AppxPackage
ステップ3.Microsoft Storeを再インストールするには、次のコマンドを実行します。
Get-AppxPackage -allusers Microsoft.Store | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register “$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml”}
ステップ4.コンピューターを再起動し、エラーが修正されるかどうか確認します。
解決策9.新しいローカル管理者アカウントを作成する
一部のユーザーからは、新しいローカル管理者アカウントを作成することで、Intuneエラーコード0x800704ecが解決したとの報告があります。試してみる場合は、以下の手順に従ってください。
ステップ1.「Win + I」キーを押して「設定」を開きます。
ステップ2.「アカウント」>「家族とその他のユーザー」に移動します。
ステップ3.「他のユーザー」セクションで、「その他のユーザーをこのPCに追加する」をクリックし、画面の指示に従って新しいローカルユーザーアカウントを作成します。

ステップ4.新しいアカウントでサインインし、問題が解消されるかどうかを確認します。
データ損失を防ぐためにデータをバックアップ
上記の方法をすべて試しても0x800704ecエラーが解決せず、Windowsセキュリティが引き続きブロックされている場合は、システムファイルやユーザープロファイルに深刻な問題が発生している可能性があります。この場合、最後の手段としてWindowsをリセットすることを検討できます。
データの損失を防ぐため、リセットを実行する前に重要なファイルをバックアップすることをおすすめします。プロ仕様なPCバックアップソフト「MiniTool ShadowMaker」を利用すれば、重要なデータを外付けドライブやUSBメモリにすばやく安全にバックアップできます。
MiniTool ShadowMaker Trialクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ
ステップ1.お使いのPCにMiniTool ShadowMakerをダウンロードしてインストールします。その後、ソフトを起動してメインインターフェイスに入ります。
ステップ2.左パネルから「バックアップ」を選択し、「ソース」に移動して「フォルダとファイル」を選択します。

ステップ3.バックアップしたいファイルを選択し、「OK」をクリックします。
ステップ4.「バックアップ先」に移動し、バックアップファイルを保存する安全な場所を選択します。
ステップ5.「今すぐバックアップ」をクリックし、「OK」をクリックして操作を実行します。

ステップ6.処理完了後、データのバックアップが完了します。
データのバックアップが完了したら、「設定」>「システム」>「回復」>「PCをリセットする」(Windows 11の場合)の順に進み、PCをリセットしてください。
おまけ:エラーコード0x800704ecでMicrosoftアカウントにログインできない時の対処法
一部のユーザーから「Microsoftアカウントでサインインできません(0x800704ec)」というエラーメッセージが表示されるという報告があります。この問題は、Windows 11/10のUWPアプリでMicrosoftアカウントにサインインしようとした際に発生します。

このエラーは上記のエラーコードと同じですが、解決方法が少し異なります。
同じエラーが発生した場合は、ローカルグループポリシーおよびレジストリエディターの設定を変更してみてください。手順は以下の通りです。
#1.ローカルグループポリシーエディターを設定する
ステップ1.「ローカルグループポリシーエディター」を開きます。
ステップ2.次のパスに移動します:「コンピューターの構成」>「Windowsの設定」>「セキュリティの設定」>「ローカル ポリシー」>「セキュリティオプション」。
ステップ3.右側のパネルで「アカウント:Microsoftアカウントをブロックする」を探し、ダブルクリックします。

ステップ4.「ローカルセキュリティの設定」タブで、メニューを展開し、「このポリシーは無効です」を選択します。

ステップ5.「適用」と「はい」をクリックして変更を保存します。その後、グループポリシーエディターを終了し、エラーが修正されるか確認します。
#2.Windowsレジストリエディターを編集する
ステップ1.お使いのPCで「レジストリエディター」を開きます。
ステップ2.次のパスに移動します:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
ステップ3.「NoConnectedUser」キーをダブルクリックし、「値のデータ」ボックスに「0」を入力して「OK」をクリックし、変更を保存します。
ここに「NoConnectedUser」キーが見つからない場合は、手動で作成する必要があります。方法は以下の通りです:
- 右側のペインの空白部分を右クリックします。
- 「新規」>「DWORD(32ビット)値」を選択します。
- 新しいDWORDの名前を「NoConnectedUser」と入力し、「Enter」キーを押します
- 「NoConnectedUser」キーをダブルクリックし、「値のデータ」を「0」に設定します。
- 「OK」をクリックし、レジストリエディターを閉じます。
- コンピューターを再起動して、変更を有効にします。
エラーコード0x800704ecの修正方法は?この記事では、考えられる原因を解説し、効果的な対処法をご紹介します。Twitterでシェア
エラーコード0x800704ecに関するよくある質問
まとめ
まとめると、本記事では、エラーコード0x800704ecの潜在的な原因と有効な対処法についてご紹介しました。上記の方法を試して、問題が解決するか確認してみてください。
データをバックアップしてデータ紛失を防ぐためには、MiniTool ShadowMakerを強くおすすめします。このソフトの使用時にご不明な点がございましたら、[email protected]までお気軽にお問い合わせください。できるだけ早く返事いたします。