Windows 11を高速化するには、不要な設定やバックグラウンド処理を見直すことが重要です。スタートアップアプリの停止、視覚効果の無効化、電源モードの変更など、設定を最適化することでPCの動作を軽くできます。本記事では、Windows 11高速化におすすめの設定12選を、起動・動作・ゲームなど目的別に解説します。
クイックアンサー:Windows 11高速化・設定おすすめ一覧
Windows 11を高速化するには、以下の設定を見直すのがおすすめです。目的別に4つに分類しているので、気になる項目から試してみてください。
Windows 11の起動を速くする設定
- スタートアップアプリを無効にする
- システムドライブをSSDに変更する
Windows 11の動作を軽くする設定
- Windows Updateオプションを調整する
- VBSを必要に応じて無効にする
- ストレージセンサーで不要なファイルを削除する
- 視覚効果を無効にする
- 電源モードを変更する
Windows 11のメモリ・CPU負荷を減らす設定
- 不要なバックグラウンドアプリを停止する
- タスクマネージャーの効率モードを活用する
Windows 11のゲーム・作業向け設定
- ゲームモードをオンにする
- アプリごとに使用するGPUを設定する
- グラフィックカードのドライバーを更新する
以上12個の設定を見直すことで、Windows 11の動作を軽くし、PCをより快適に使用できます。
Windows 11の起動を速くする設定
スタートアップアプリを無効にする
Windows 11を高速化するには、スタートアッププログラムを無効にするのが非常に有効です。これらのアプリケーションは常にリソースを消費し、パソコンの動作を遅くします。このように簡単に設定をカスタマイズすることによって、貴重なメモリ記憶リソースを解放し、Windows 11を高速化できます。
以下の手順に従って、スタートアップアプリを無効にし、Windows 11のパフォーマンスを向上させます:
- Windows 11の「設定」を開き、「アプリ」>「スタートアップ」の順にクリックします。その後、パソコンの起動プロセス中に起動するすべてのアプリケーションが一覧表示されます。
- トグルを「オフ」に切り替えてアプリを無効にします。

または、タスクマネージャーを実行し、「スタートアップ」に移動してプログラムを無効にすることもできます。
システムドライブをSSDに変更する
SSDはHDDに比べてより高速です。HDDの平均起動時間が30~40秒である一方、SSDにインストールしたシステムは約10~13秒で起動できます。また、SSDからゲームを実行するのにかかる読み込み時間は、HDDから実行する場合の半分以下です。
したがって、Windows 11を高速化したい場合は、HDDをSSDにアップグレードしてください。古いハードディスクをSSDに換装するには、HDDからSSDへのクローン作成をサポートする無料のディスククローンソフトウェア‐MiniTool ShadowMakerを実行することをお勧めします。ディスククローン機能を使用すると、システムディスク全体を別のハードドライブに簡単に移行できるので、オペレーティングシステムを再インストールする必要はありません。
MiniTool ShadowMaker Trialクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ
ステップ 1:MiniTool ShadowMakerをダウンロードしてWindows 11 PCにインストールした後、このフリーソフトを実行し、「体験版で続く」をクリックして続行します。
ステップ2:「ツール」タブを開き、「ディスクのクローン」をクリックします。
ステップ3:ソースディスクとターゲットディスクを選択します。その後、クローン作成を開始します。

その後、パソコンをシャットダウンし、HDDを取り外し、SSDを元の位置に戻し、Windows 11を高速化するためにSSDでコンピューターを起動します。
Windows 11の動作を軽くする設定
Windows Updateオプションを調整する
コンピューターを常に最新の状態に保つことは、マシンを安全で快適に使うために必要なことです。また、Windows Updateの設定も重要です。再起動時間を間違うと、未保存の仕事が失われてしまう可能性があります。
1.「Win+I」キー同時にを押して、Windows 11設定を開きます。
2.「Windows Update」をクリックし、利用可能な更新プログラムを確認します。
3.次に、更新プログラムをダウンロードし、コンピューターにインストールします。
「Windows Update」ページで「詳細オプション」をクリックし、アクティブ時間(期間中にコンピューターが自動的に再起動しない)の構成、更新オプションの設定、更新通知の管理を行います。なお、「最新の状態にしてください」オプションを無効にすることが推奨されます。

VBSを必要に応じて無効にする
VBS(Virtualization-based Security:仮想化ベースのセキュリティ)とは、ハードウェアの仮想化機能を利用して、Windowsの重要なプロセスを保護するセキュリティ機能です。VBSを有効にすると、マルウェアや不正なアクセスからシステムを保護できます。一方で、一部の環境ではCPUやメモリへの負荷が増加し、ゲームなどのパフォーマンスに影響する場合があります。
そのため、セキュリティよりもパフォーマンスを優先したい場合は、VBSを無効にすることでWindows 11の動作改善が期待できます。ただし、セキュリティ機能が低下する可能性があるため、必要性を確認したうえで設定してください。
VBSを無効にするには、以下の手順に沿って操作します。
ステップ1:検索ボックスに「コア分離」と入力します。
ステップ2:次に、ポップアップで「開く」をクリックして続行します。
ステップ3:Windows 11でVBSを無効にするには、「メモリ整合性」オプションがオフになっていることを確認します。

ストレージセンサーで不要なファイルを削除する
ストレージセンサーはWindows 11の強力な機能で、ジャンクファイル、テンポラリファイル、その他ディスクスペースを占有する大容量ファイルを削除することで、ディスクスペースを増やすことができます。これにより、コンピューターの動作が速くなり、全体的なパフォーマンスが向上します。これは、最高のWindows 11高速化・最適化方法です。
デフォルトでは、ストレージセンサーがストレージの空き容量が不足した場合にのみ実行されます。ただし、一定の時間間隔で不要なデータを削除するように設定することもできる。
最高のパフォーマンスを体験するために、このWindows 11のカスタマイズ設定を試してみてください:
ステップ1:「設定」>「システム」>「ストレージ」と進みます。
ステップ2:「ストレージセンサー」をオンにします。

クリーンアップスケジュールを構成するには、「ストレージセンサー」セクションをクリックし、「ストレージ認識の実行」セクションから時間間隔(毎日、毎週または毎月)を選択します。さらに、ごみ箱からファイルを自動的に削除するタイミングも設定できます。
視覚効果を無効にする
疑いもなく、視覚効果は目を引くビューをもたらし、優れたユーザーエクスペリエンスを提供します。しかし、システムリソースを大量に消費します。視覚効果を無効にすると、GPUの負荷を大幅に軽減し、全体的なパフォーマンスと速度を向上させるので、Windows 11を高速化したい場合、それを無効にすることが良い方法です。
ステップ1:検索ボックスに「システムの詳細設定の表示」と入力し、検索結果をクリックして「システムのプロパティ」ウィンドウの「詳細設定」タブを開きます。
ステップ2:次に、「パフォーマンス」から「設定」をクリックし、「パフォーマンスを優先する」のチェックボックスをオンにする。
ステップ3:最後に、「適用」>「OK」の順にクリックして変更を保存します。

電源モードを変更する
Windows 11のパフォーマンス向上の1つ方法は、電源モードを最高のパフォーマンスに変更することです。デフォルトではバランスモードです。「設定」>「システム」>「電源」>「電源モード」に移動し、「最高のパフォーマンス」を選択するだけでWindows 11を簡単に高速化できます。
Windows 11のメモリ・CPU負荷を減らす設定
不要なバックグラウンドアプリを停止する
多くのアプリは、実際に開いていない状態でもバックグラウンドで動作を続け、メモリやCPU、バッテリーを消費しています。使用頻度の低いアプリのバックグラウンド動作を制限することで、システムリソースに余裕を持たせ、PCをより快適に使用できます。
ステップ1:「設定」を開き、「アプリ」>「インストールされているアプリ」に進みます。
ステップ2:バックグラウンド動作を制限したいアプリを選択し、「詳細オプション」をクリックします。
ステップ3:「バックグラウンドアプリのアクセス許可」から「常にオフ」または「電力の最適化」を選択します。
タスクマネージャーの効率モードを活用する
「効率モード」は、Windows 11 22H2以降に搭載された機能で、リソースを多く消費しているプロセスの負荷を抑えることができます。
プロセスを完全に終了するのではなく、動作を継続しながらCPUやシステムリソースの使用を制限できるため、ほかの作業を快適に行いやすくなります。
ステップ1:「Ctrl + Shift + Esc」キーを押して、タスクマネージャーを開きます。
ステップ2:「プロセス」タブで、CPUやメモリの使用率が高いプロセスを確認します。
ステップ3:対象のプロセスを右クリックし、「効率モード」を選択します。
Windows 11のゲーム・作業向け設定
ゲームモードをオンにする
ゲームモードをオンにすると、Windows 11は多くのアクション(バックグラウンドタスク、ドライバーインストール、Windows Updateサービスの無効化など)を実行し、ゲーム体験を最優先します。では、「設定」>「ゲーム」に移動し、「ゲームモード」を有効にしてください。
アプリごとに使用するGPUを設定する
ステップ1:「設定」>「システム」>「ディスプレイ」>「グラフィックス」に移動します。
ステップ2:ゲームを選択した後、「オプション」をクリックします。
ステップ3:グラフィックの基本設定オプションを選択し、「保存」をクリックします。

グラフィックカードのドライバーを更新する
グラフィックカードのドライバーが古い場合、ゲームの動作が不安定になったり、グラフィック性能を十分に発揮できなかったりする場合があります。最新のドライバーに更新することで、ゲームや動画編集などグラフィック処理を必要とする作業の安定性やパフォーマンス向上が期待できます。
ドライバーを更新するには、以下の手順に沿って操作します。
ステップ1:「Win + X」キーを押し、「デバイス マネージャー」を開きます。
ステップ2:「ディスプレイ アダプター」を展開し、グラフィックカードを右クリックします。
ステップ3:「ドライバーの更新」を選択し、「ドライバーを自動的に検索」をクリックします。
Windows 11の高速化設定に関するよくある質問
まとめ
パフォーマンスを向上させる最高のWindows 11高速化・最適化方法は以上です。また、ゲーム用のWindows 11カスタム設定についての情報もご紹介しました。PC を高速化するには、これらの方法を試してください。他にもWindows 11のヒントやコツがある場合、以下にコメントをお寄せください。ありがとうございました。