Windows 10/11でドライバーがインストールできない問題について、MiniToolのこの記事では原因を整理し、具体的な解決方法をわかりやすく解説します。初心者でも順番に確認することで、問題の解消が可能です。

Windows 10/11でドライバーがインストールできない主な原因

  • ハードウェアまたはデバイスの不具合:デバイス自体の接続不良やUSBポートの問題、またはハードウェアの故障により、ドライバーのインストールが正常に行われないことがあります。
  • ドライバーの互換性問題または破損:インストールしようとしているドライバーがWindowsのバージョンに対応していない場合や、ダウンロードファイルが破損している場合に発生します。
  • Windows Updateやシステムの競合:Windows Updateの適用途中やバックグラウンド更新により、ドライバーのインストール処理が干渉され、エラーが発生することがあります。
  • ディスク状態や環境の問題:ストレージ容量不足やディスクエラー、不要な常駐ソフトの影響により、インストール処理が正常に完了しない場合があります。
  • システムファイルの破損または異常:システムファイルが破損している場合、ドライバーのインストールに必要なコンポーネントが正常に動作しない可能性があります。

上記の原因に対して、それぞれの対処方法を順番に確認していきましょう。

Windows 10/11でドライバーがインストールできない時の対処法

  1. ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングを実行する
  2. デバイスドライバーを更新する
  3. DISMとSFCを実行する
  4. パソコンをクリーンアップする
  5. PCをリセットする

対処法1: ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングを実行する

Windowsには、デバイスドライバーの問題を解決するためのツール「ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツール」が組み込まれています。

オプション1.コントロールパネルを使う

  1. タスクバーから検索アイコンをクリックし、「コントロールパネル」と検索します。
  2. 検索結果から「コントロールパネル」を選択して開きます。
  3. 表示方法」を展開し、「大きいアイコン」を選択します。
  4. トラブルシューティング」をクリックします。
  5. 左のパネルから「すべて表示」をクリックします。
  6. ハードウェアとデバイス」をクリックします。
  7. 詳細設定」をクリックします。
  8. 管理者として実行」をクリックします。
  9. 次へ」をクリックし、ツールを実行します。

これにより、デバイス上で見つかったエラーを自動的に検出し、修正することができます。すべての処理が終了するまでお待ちください。

方法2.コマンドプロンプトを使う

コントロールパネルからハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールを見つけられない場合、代わりに「コマンドプロンプト」を使用してください。

  1. タスクバーの検索アイコンをクリックし、「cmd」と入力します。
  2. 検索結果から「コマンドプロンプト」を選択し、開きます。
  3. コマンド プロンプトに「msdt.exe -id DeviceDiagnostic」と入力し、「Enter」キーを押します。
  4. ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールが開きます。「詳細設定」をクリックし、「自動的に修復する」が選択されていることを確認します。
  5. 次へ」をクリックし、このツールを実行します。このツールは、問題の検出を開始します。すべてのプロセスが終了するまでお待ちください。場合によっては、画面のガイドに従って修正を完了する必要があります。たとえば、ドライバーと更新プログラムのインストールを完了するために、PCを再起動する必要がある場合があります。

msdt.exe -id DeviceDiagnosticと入力する画面

このツールを実行した後、必要なデバイスドライバーが正常にインストールされているかどうかを確認してください。

対処法2: デバイスドライバーを更新する

デバイスドライバーをPCにインストールできない場合、デバイスドライバーを更新してみてください。これにより、見つからないデバイスドライバー、壊れたドライバー、古いデバイスドライバーを修正できます。

  1. スタート」を右クリックし、「デバイス マネージャー」を選択します。
  2. 目的のデバイスを右クリックします。
  3. ドライバーの更新」を選択します。
  4. ポップアップページで、「ドライバーを自動的に検索」をクリックし、利用可能な最適のドライバーを検索し、PCにインストールします。

対処法3: DISMとSFCを実行する

システムファイルの欠落や破損も、Windows 10/11のドライバインストール失敗の原因になることがあります。この場合、コマンドプロンプトからDISMとSFCを実行し、システムファイルを修復してください。

1.タスクバーから検索アイコンをクリックし、「cmd」を検索します。

2.検索結果からコマンド プロンプトを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。

3.以下のコマンドを1つずつ入力し、それぞれ「Enter」キーを押します。

  • DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
  • DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
  • DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

4.DISMを実行してから、「sfc /scannow」と入力し、「Enter」キーを押してデバイスでSFCを実行する必要があります。このツールで、Windows OSをスキャンし、行方不明・破損したシステムファイルを復元することができます。すべてのプロセスが完了するまでお待ちください。

対処法4: パソコンをクリーンブートで起動する

ソフトウェアの競合がドライバーのインストールに問題を引き起こすこともあります。この場合は、パソコンをクリーンブートで起動し、ドライバーのインストールに影響している可能性のあるソフトを特定する必要があります。

Windows 10/11パソコンをクリーンブートで起動する方法

1. 検索アイコンをクリックします。

2. 検索ボックスに「msconfig」と入力します。

3. 検索結果の中から「システム構成」をクリックします。

4. システム構成インタフェースで、「Microsoftのサービスをすべて隠す」のオプションをチェックします。これにより、Windows 10/11パソコンをクリーンブートした後、すべてのMicrosoftサービスがまだ実行されていることを確認できます。

5. 「すべて無効」ボタンをクリックします。

「Microsoftのサービスをすべて隠す」と「すべて無効」ボタン

6. そして、「スタートアップ」セクションに切り替えます。

7. 「タスクマネージャーを開く」リンクをクリックします。

8. 「タスクマネージャー」で、システムに干渉する可能性のあるスタートアッププログラムを選択し、「無効化」をクリックします。 次に、この手順を繰り返し、疑わしいプログラムをすべて無効化します。

9. タスクマネージャーを閉じます。

10. 「システム構成」を閉じます。

11. PCを再起動します。

12. 次に、必要なデバイスドライバがインストールできるかどうか、もう一度確認してください。可能な場合は、サードパーティ製のソフトウェアが原因です。この時点で、問題の原因となっているソフトウェアが見つかるまで、サービスの一部を有効にしながら手順1~5を繰り返してください。

対処法5: PCをリセットする

上記の方法で問題が解決しない場合、PCをリセットすることで改善できる可能性があります。ただし、リセットを行うと環境が初期化されるため、事前に重要なデータを保護しておくことが重要です。

ステップ1:PCをバックアップする

PCのリセットによってデータが失われる可能性があるため、事前に重要なファイルをバックアップすることをおすすめします。

バックアップには外付けドライブやクラウドストレージのほか、専用のバックアップツールを利用する方法もあります。例えば、MiniTool ShadowMakerは、ファイルやフォルダー、ディスク全体のバックアップに対応しており、Windows環境で簡単に利用できます。

PCをバックアップした後、気軽にPCをリセットしてください。

ステップ2:PCをリセットする

  1. タスクバーから「スタート」ボタンをクリックします。
  2. 設定」→「システム」 →「回復」の順に進みます。
  3. 回復」オプションのセクションで、「PCをリセット」ボタンをクリックしする必要があります。
  4. ポップアップページで、必要に応じて、「個人用ファイルを保持する」または「すべて削除する」をクリックします。
  5. 次のページで、必要に応じて、「クラウドからダウンロード」または「ローカル再インストール」をクリックします。
  6. 画面上の指示に従って、PCをリセットします。

「個人用ファイルを保持する」または「すべて削除する」オプション

ステップ3:リセット後にデータが消えた場合の対応

リセット後にデータが消えてしまった場合は、削除されたファイルは専用のデータ復元ソフトを使用して復元できる可能性があります。

MiniTool Power Data Recoveryは、信頼性の高い無料データ復元ツールです。HDD、SSD、USBメモリ、SDカードなどのストレージデバイスから写真、ドキュメント、ビデオ、音声ファイルなどの復元をサポートします。

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ソフトをPCにインストールした後、以下のガイドに従ってファイルを救出してください。

  1. ソフトを開き、そのメインインターフェイスに入ります。
  2. 論理ドライブ」で利用可能なすべてのパーティションが表示されます。目的のパーティションを選択し、「スキャン」ボタンをクリックしてスキャンして始まります。ディスク全体をスキャンしたい場合、「デバイス」セクションに切り替えてください。
  3. スキャン完了後、スキャン結果から必要なファイルを見つけます。すべての必要なファイルを選択し、「保存」ボタンをクリックし、新しい保存先を選択してください。
注:
削除されたファイルの元のドライブを保存先として選択しないでください。そうしないと、削除されたファイルは上書きされ、復元不能になる可能性があります。
MiniTool Power Data Recoveryのメインインターフェイス

まとめ

ドライバーのインストールエラーは単一の要因ではなく、ハードウェア、ソフトウェア、システム状態など複数の要素が影響しています。原因ごとに適切な手順を選択することで、多くのケースは自力で改善が可能です。万が一データ損失が発生した場合でも、復元ツールを活用することで重要なファイルを取り戻すことができます。

ドライバーがインストールできない問題に関するFAQ

ドライバーがインストールできない主な原因は何ですか?
主にハードウェアの不具合、ドライバーの互換性問題、Windows Updateとの競合、システムファイルの破損、PC環境の問題などが原因として考えられます。これらはそれぞれ異なる要因でインストール失敗を引き起こします。
ハードウェアやデバイスの問題はどう解決できますか?
デバイスの認識エラーや接続不良が原因の場合は、「ハードウェアとデバイスのトラブルシューティング」を実行することで、自動的に問題を検出・修正できる場合があります。
ドライバー更新やシステムエラーはどう対処すればよいですか?
互換性の問題やドライバー破損の場合はデバイスドライバーの更新が有効です。また、システムファイルの破損が疑われる場合はDISMを先に実行し、その後にSFCを実行することで修復できます。
すべての方法で解決できない場合はどうすればよいですか?
クリーンアップやシステム修復でも改善しない場合は、PCをリセットすることで解決できる可能性があります。実行前には必ずバックアップを取り、必要に応じて初期化方法を選択してください。
  • hatena