Windowsでブルースクリーンが発生すると、「停止コード(STOPコード)」が表示されることがあります。本記事では、よくある停止コード一覧、コードの確認方法、Windows 11/10でBSODを修正する方法をわかりやすく解説します。

Windows停止コード(STOPコード)とは

Windows停止コードは、STOPコードエラーまたはバグチェックコードとも呼ばれ、システムで重大なエラーが発生し、正常に動作を継続できなくなった際にブルースクリーン(BSOD)上に表示されるエラー識別コードです。

主に、PCのクラッシュ原因を特定するために使用され、ユーザーや管理者、開発者が、デバイスドライバー・ハードウェア(メモリやHDD/SSDなど)・ソフトウェアの競合・システムサービスの異常など、どこに問題があるのかを判断する手がかりになります。

停止コードは通常、「0x0000007B」のような16進数のコードと、「PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA」のような英語のエラー名で表示されます。

このエラーは、Windowsアップデート後、互換性のないドライバーのインストール、メモリの接触不良、ハードディスクの不良セクタ、オーバークロックの不安定化、特定ソフトウェアの実行時などに発生することがあります。

よくあるWindows停止コード一覧と意味

前述した通り、各Windows停止コードは特定のブルースクリーンエラーを意味します。Windowsには数多くの停止コードがあり、一般的なものを見てみましょう。

Windows停止コードSTOPエラー解説
0x0000001AMEMORY_MANAGEMENTシステムメモリ管理における重大なエラーが発生した
0x0000003BSYSTEM_SERVICE_EXCEPTION非特権コードから特権コードに移行するルーチンの実行中に異常が発生した
0x000000EFCRITICAL_PROCESS_DIED重要なシステムプロセスが停止した
0x000000EDUNMOUNTABLE_BOOT_VOLUMEI/Oサブシステムがブートボリュームをマウントしようとして失敗した
0x0000012BFAULTY_HARDWARE_CORRUPTED_PAGEハードウェアメモリエラー
0x0000007BINACCESSIBLE_BOOT_DEVICE起動時にOSがシステムパーティションにアクセスできない
0x00000074BAD_SYSTEM_CONFIG_INFOレジストリエラーが発生した
0x00000019BAD_POOL_HEADERプールヘッダーが破損している
0xC0000221STATUS_IMAGE_CHECKSUM_MISMATCHドライバーまたはシステムDLLが破損している
0xC000021ASTATUS_SYSTEM_PROCESS_TERMINATED重要なプロセス(winlogon.exeまたはcsrss.exe)が失敗したときに発生する
0x0000009ASYSTEM_LICENSE_VIOLATIONソフトウェア使用許諾契約に違反し

この表は、一般的なWindows停止コードの一部のみを一覧にしています。全リストが必要な場合は、Lifewireが提供するガイド-ブルースクリーンエラーコード一覧(Stop 0x1からSTOP 0xC0000225まで)を参照してください。Windows 10/11 PCを使用している場合は、関連記事-「問題が発生したため、PCを再起動する必要があります」を参照して、一般的な停止エラーを見つけて修復することができます。

Windows停止コードを確認する方法

PCがクラッシュした場合、ブルースクリーンにWindows停止コードが表示されることがあります。ただし、時には、エラーメッセージとWindows停止コードに注意しないこともあります。では、PCが再起動した後、どうやって停止コードを見つけるのでしょうか?最も簡単な方法の1つは、NirSoftのBlueScreenViewを使うことです。

このソフトウェアはデスクトップまたはノートパソコンをスキャンし、死のブルースクリーンエラーが発生した時に作成されたminidumpファイルを検出することで、PCのクラッシュに関するすべての情報をテーブルに表示します。さらに、クラッシュ時に読み込まれたデバイスドライバーの詳細を表示し、問題を引き起こす可能性のあるドライバーを簡単に見つけ出すことができます。

Windows 11/10/8/7でWindows停止コードを確認する方法は以下の通りです:

ステップ1:BlueScreenViewの公式Webサイトにアクセスし、ソフトウェアをダウンロードします。そして、インストーラーを使用して、このツールをPCにインストールします。

ステップ2:BlueScreenViewを起動し、リストされたWindows停止コードエラーを確認します。最新のBSODを見つけるために、エラーを並べ替えることができます。

BlueScreenView Windows 10

さらに、Windowsイベントビューアーを使ってWindows停止コードを確認することもできます。

ステップ1:検索ボックスに「イベント ビューアー」と入力し、右クリックして「管理者として実行」を選択します。

ステップ2:「Windowsログ」>「システム」と進み、システム関連のログを表示します。

ステップ3:「現在のログをフィルター…」をクリックし、「重大」と「エラー」にチェックを入れます。そして、「OK」をクリックします。

重大とエラーにチェックを入れる

ステップ4:その後、「ソース」タブで「バグチェック」と表示されている項目を探し、「全般」と「詳細」セクションをクリックして、Windows停止コードを見つけます。

Windows停止コードを修正する方法

ここまで、一般的なWindows停止コードの一覧や、STOPコードを確認する方法について解説してきました。

では、実際にブルースクリーン(BSOD)と停止コードが表示された場合、どのように対処すればよいのでしょうか。

Windowsでは、ブルースクリーン発生時に「www.windows.com/stopcode」というメッセージが表示されることがあります。このページでは、STOPコードに関する基本的な情報を確認できます。

停止コードの種類によって原因や対処法は異なりますが、多くの場合は、いくつかの基本的なトラブルシューティングを試すことで改善できる可能性があります。

ここからは、Windows停止コードを修正するための主な方法を順番に紹介していきます。

重要なファイルをバックアップしておく(提案)

ブルースクリーン(BSOD)が繰り返し発生する場合、システムが不安定になり、突然データへアクセスできなくなることがあります。特に、STOPコードによるクラッシュが頻発している場合は、トラブルシューティングを行う前に、重要なファイルをバックアップしておくことをおすすめします。

データを保護する方法としては、バックアップソフトを利用するのが便利です。Windowsには「バックアップと復元」などの標準機能も用意されていますが、バックアップ対象を細かく指定しにくいほか、柔軟性の面で制限があります。

より手軽かつ柔軟にバックアップを行いたい場合は、MiniTool ShadowMakerのような専用バックアップソフトを利用できます。このソフトでは、ファイル・パーティション・ディスク・システム全体のバックアップに対応しており、自動バックアップのスケジュール設定も可能です。

また、STOPコードによってWindowsが正常に起動できなくなるケースに備えて、ブータブルUSBメディアを作成しておくと安心です。以下では、MiniTool ShadowMakerを使ってファイルをバックアップする方法を紹介します。

MiniTool ShadowMaker Trialクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ

ステップ1:外付けドライブを PC に接続し、MiniTool ShadowMakerトライアル版を実行してメインインターフェイスに入ります。

ステップ2:「バックアップ」>「ソース」>「フォルダーとファイル」の順にタップし、バックアップする項目を選択し、「OK」をクリックします。

ステップ3:その後、バックアップイメージを保存する外付けドライブを選択します。

ステップ4:最後に、「今すぐバックアップ」をタップしてファイルのバックアップを実行します。

MiniTool ShadowMakerでデータをバックアップする
提示:
STOPエラーコードが発生した後、PCがデスクトップに起動しない場合、MiniTool ShadowMakerブータブルエディションを使ってファイルのバックアップを実行することができます。詳しくは、こちらの関連記事をご覧ください‐Windows 10が起動しない状態でデータをバックアップする方法

それでは、Windows停止コードの修正を開始しましょう。なお、以下の手順はデスクトップ版のWindowsで行います。PCが起動しない場合は、セーフモードでこれらのトラブルシューティングを実行してください。セーフモードへの入り方がわからない場合は、こちらガイドに従ってください-セーフモードでWindows 11を起動/ブートする方法(7つの方法)

PCを再起動して周辺機器を取り外す

場合によっては、再起動だけでSTOPコードによるブルースクリーンが解消されることがあります。まず、電源ボタンを10秒間長押ししてPCを完全にシャットダウンしてください。

次に、外付けハードドライブ、USBフラッシュドライブ、プリンタ、Webカメラ、SDカードなど、すべての周辺機器を取り外します。ノートパソコンの場合は、ACアダプターや電源コードを抜き、バッテリーも取り外してください。数秒待ってからバッテリーを戻し、PCの電源を入れ直します。その後、外した周辺機器を順番に接続して、ブルースクリーンエラーが再発するか確認します。

SFC・DISM・CHKDSKを実行する

Windows停止コードエラーは、破損したシステムファイルやファイルシステムエラー、ハードディスクの不具合などが原因で発生することがあります。このような場合は、Windows標準の修復ツールである「SFC」「DISM」「CHKDSK」を実行することで、問題を改善できる可能性があります。

まず試したいのが、「SFC(システムファイルチェッカー)」です。このツールは、Windowsシステムファイルをスキャンし、破損や欠損が見つかった場合に自動で修復を行います。システムファイルの異常が原因でSTOPコードが表示されている場合、SFCスキャンによって正常な状態へ戻せることがあります。

以下の手順で、SFCスキャンを実行してみましょう。

ステップ1:「Win + R」キーを押し、テキストボックスに「cmd」と入力し、「Ctrl + Shift + Enter」キーを同時に押して管理者権限でコマンドプロンプトを実行します。UACウィンドウが表示されたら、「はい」をクリックします。

ステップ2:「sfc /scannow」と入力し、「Enter」キーを押します。すると、スキャンプロセスが開始されます。

提示:
SFCツールがスキャン中にスタックすることがあります。この問題を修正するには、以前の記事をご覧ください‐Windows 10 SFC /Scannowが検証4/5/30/40/73などで進まない?7つの方法を試しましょう!

SFC以外に、通常、不良Windowsイメージを修復するために、展開イメージのサービスと管理ツールを使用してDISMスキャンを実行することもあります。CMDウィンドウで「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」コマンドを入力して実行します。

DISMスキャンを実行する
DISM /online /cleanup-image /restorehealth が停止したときの最良の解決策【完全ガイド】
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問題を解決するためにDISM /online /cleanup-image /restorehealth を実行してもうまく動作しない場合は、この記事にある方法でDISMを修復しましょう。

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次に、CHKDSKスキャンを実行し、Windows 11/10/8/7で停止コードが発生する原因となっている可能性のあるファイルシステムエラーやハードドライブエラーをチェックして修正します。管理者権限付きのCMDウィンドウで、「chkdsk x: /f /r」コマンドを実行します。なお、「x」をチェックしたいドライブのドライブ文字に変更してください。

Windowsを最新状態に更新する

PCでWindows STOPエラーが発生した場合、オペレーティングシステムのアップデートを試してみることができます。Windows更新プログラムには、セキュリティ更新プログラムに加え、バグフィックスや既知の問題に対するパッチが含まれている場合があります。Windows 10/11をお使いの場合は、以下の手順に従ってWindowsを最新の状態に保ちましょう。

Windows10の場合、「設定」>「更新とセキュリティ」>「Windows Update」と進み、利用可能な更新プログラムがあるかどうかチェックします。検出された場合は、その更新プログラムをダウンロードしてインストールします。Windows 11の場合、「設定」>「Windows Update」をクリックして、Windowsを最新バージョンに更新します。

最近インストールした更新プログラムやドライバーを削除する

ブルースクリーンエラーとWindows停止コードがWindows更新プログラム、アプリまたはドライバーの最近のインストール後に発生した場合、Windows 11/10でBSODエラーを修正するには、それをアンインストールする必要があります。

Windows 10で更新プログラムをアンインストールするには、「設定」>「更新とセキュリティ」>「Windows Update」>「更新の履歴を表示する」>「更新プログラムをアンインストールする」の順に選択します。Windows 11の場合は、「設定」>「Windows Update」>「更新履歴」>「更新プログラムのアンインストール」と進みます。その後、最新の更新プログラムを選択し、「アンインストール」をクリックします。

更新プログラムをアンインストールする

ドライバーやアプリをアンインストールするには、「コントロールパネル」>「プログラム」(表示方法:カテゴリ)の下にある「プログラム」を選択し、「アンインストール」をクリックします。

システムの復元を実行する

Windows停止コードエラーが表示される前に復元ポイントを作成した場合、そのポイントを使用してWindowsシステムを以前の正常な状態に復元することができます。システムの復元では、一部の変更を元に戻し、コンピューターを以前の状態に復元するため、STOPコードエラーを修正するのに最適な方法です。

ステップ1:検索ボックスに「復元ポイントの作成」と入力し、「システムのプロパティ」ウィンドウを開きます。

ステップ2:「システムの復元」をクリックして続行します。

ステップ3:復元ポイントの作成日時に基づいて復元ポイントを選択した後、「次へ」>「完了」をクリックします。

システムの復元を実行する

以上は、一般的なWindows 11/10停止コードに遭遇した時に試せる修正方法です。これらの解決策とは別に、他の方法で試してみたり、特定の停止エラーコードをオンラインで検索して詳細な解決策を見つけることができます。

まとめ

この記事では、Windowsのよくある停止コードの一覧、確認方法、およびブルースクリーンの修正方法をまとめて説明しています。本記事が、Windows停止コードやブルースクリーンエラーを理解し、問題解決を進める際の参考になれば幸いです。

なお、MiniTool ShadowMakerの使用中に何かご不明な点やご意見がございましたら、お気軽に[email protected]までご連絡ください。

Windows停止コードに関するFAQ

STOPコードは放置しても大丈夫?
一時的な不具合によるSTOPコードであれば、再起動後に正常へ戻ることもあります。しかし、システムファイルの破損やメモリ・ストレージの異常が原因の場合、ブルースクリーンが繰り返し発生する可能性があります。頻繁にSTOPコードが表示される場合は、早めに原因を確認して対処することをおすすめします。
STOPコードは再起動で直る?
軽微なエラーや一時的なドライバー不具合であれば、PCを再起動するだけで改善することがあります。ただし、Windows更新プログラムの不具合、ハードウェア障害、破損したシステムファイルなどが原因の場合は、再起動だけでは解決しないケースもあります。
ブルースクリーンはハードウェア故障?
ブルースクリーン(BSOD)は、メモリやSSD/HDDなどのハードウェア故障によって発生することがあります。ただし、原因はハードウェアだけではなく、互換性のないドライバー、Windowsアップデート、システムファイルの破損、ソフトウェアの競合など、ソフトウェア側の問題で発生するケースも少なくありません。
  • hatena