Macでファイルをコピー、移動、削除しようとした際に「エラーコード43」が表示されて困っていませんか? このエラーは、ファイルの破損やディスクエラー、アクセス権限の問題などによって発生することがあります。本記事では、Macのエラーコード43が発生する原因と、問題を解決するための5つの対処法を詳しく解説します。

Macのエラーコード43は、ファイルやフォルダーの操作中に発生する代表的なFinderエラーの一つです。まずは、このエラーの意味や主な症状を確認していきましょう。

Macのエラーコード43とは

Macのエラーコード43は、Finderでファイルやフォルダーのコピー、移動、削除などを実行する際に発生するエラーです。

主な症状は次のとおりです。

  • ファイルをコピーできない
  • フォルダーを移動できない
  • ファイルをゴミ箱に移動できない
  • 外付けHDDやUSBメモリへの転送に失敗する

エラーコード43が発生すると、次のようなメッセージが表示されることがあります。

いくつかの必要な項目が見つからなかったため、操作を完了できません。

(エラーコード-43)

「いくつかの必要な項目が見つからなかったため、操作を完了できません」エラーメッセージが表示される画面

このエラーはさまざまな要因によって発生する可能性があります。次に、主な原因を解説します。

エラーコード43が発生する原因

Macでファイルを処理する際にエラー43が発生する原因は以下の通りです。

1.ファイル名に特殊文字が含まれる

ファイル名に「@」「!」「#」「%」「^」「$」などの特殊文字が含まれている場合、Macで正常に処理できずエラー43が発生することがあります。また、ファイル名が長すぎる場合もエラーの原因になります。

2.ファイルが使用中またはロックされている

ファイルが他のアプリケーションで使用中、またはバックグラウンドでロックされている場合、コピー・移動・削除ができずエラー43が発生することがあります。

3.ハードディスクが故障している

ハードディスクの故障やパーティションの破損がある場合、ファイルに正常にアクセスできずエラーコード43が発生することがあります。

4.共有ポイントがない

コピー/移動しようとしたファイルに利用可能な共有ポイントがない場合、Finderはそのファイルにアクセスできません。

5.ダウンロード/コピーしたファイルが不完全

ソースから完全にダウンロードまたはコピーされていないファイルは、移動できません。

6.ファイルが破損している

異なる理由により、ファイルが突然破損する可能性があります。移動/コピーしようとしたファイルが破損している場合、macOSでエラーコード43が表示されることもあります。

7.アクセス権がない

特定のファイルにアクセス/管理するための十分な権限が与えられていない可能性があります。

Macのエラーコード43を修正する方法

Macのエラーコード43を修正するために、以下の5つの方法を試してください。

#1.Finderを強制終了する

Finderを強制終了することは、エラーコード43のようなエラーを修正する最も簡単な方法です。

  1. 上部メニューバーの左側にあるアップルロゴをクリックします。
  2. ドロップダウンメニューから「強制終了」を選択します。
  3. アプリケーションの強制終了ウィンドウを下にスクロールして、Finderを見つけます。
  4. Finderを選択し、右下の「強制終了」(または「再起動」)ボタンをクリックします。

Command + Option + Escapeキーを押し、「アプリケーションの強制終了」ウィンドウを開きます。

アプリケーションの強制終了ウィンドウで「再度開く」ボタンをクリックしている様子

#2.PRAM/NVRAMをリセットする

PRAMはParameter Random Access Memoryの略で、NVRAMはNon-volatile Random Access Memoryの略です。システム設定、ディスプレイ設定、ハードディスク設定などのシステムの設定を保存しています。

エラーコード43は、PRAM/NVRAMが破損している場合に発生する可能性があります。この場合、PRAM/NVRAMをリセットする必要があります。

MacのPRAM/NVRAMをリセットする方法

Apple T2 セキュリティチップを搭載しているMacでは:

  1. Macを終了します。
  2. 不要な周辺機器をすべて取り外します。
  3. 電源ボタンを押し、電源を入れ直します。
  4. 起動したら(グレーの画面が表示される前に)すぐにCommand + Option + P + Rキーを押します。
  5. Apple ロゴが 3 回表示されて消えるまで (または 20 秒後)、キーを離します。
  6. Macを再起動し、システム環境設定を確認します。

キーボードでCommand + Option + P + Rキーを押す様子

Apple T2セキュリティチップを搭載していないMacでは、手順1〜4を繰り返し、起動音が3回聞こえるまで(または20秒後)キーを離すし、システム環境設定を確認します。

対処法:Macが終了できない
対処法:Macが終了できない

Macがシャットダウンしなくなる時、試しておきたいことを紹介します。

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#3.ディスクユーティリティで「First Aid」を実行する

ディスクユーティリティは、ディスクのエラーをチェックし、修復するためのMacに内蔵されたツールです。

  1. 「Finder」->「アプリケーション」->「ユーティリティ」->「ディスク ユーティリティ」の順にディスクユーティリティを開きます。
  2. あるいは、Macを再起動し、Command + Rキーを押しながら、「ディスク ユーティリティ」 を選択します。ディスクユーティリティを起動時に実行します。
  3. 左のサイドバーから問題のあるファイルを含むディスクを選択します。
  4. 上部にある「First Aid」ボタンをクリックします。
  5. 実行」 をクリックし、確認ダイアログボックスで 「続行」 をクリックします。
  6. プロセスの終了を待ちます。

確認ダイアログボックスで「実行」をクリックしている様子

First Aidの実行時にエラーが発生した場合の対処方法

状況 1:First Aidが「ディスクに障害が発生しようとしていボリューム***が壊れています。修復する必要があります」エラーを示した場合、ボリュームを修復する前にすぐにバックアップする必要があります。

状況 2:First Aidが「オーバーラップエクステント割り当て」エラーを示した場合、1 つまたは複数のファイルがドライブの同じ部分を占めていることを意味します。

  1. DamagedFilesフォルダーでこれらのファイルを見つけます。
  2. それらを開きます(一般的に、少なくとも1つのファイルが壊れています)。
  3. 破損したファイルを復元するか、必要がない場合は削除してください。

状況3:First Aidのレポートに「基になるタスクが終了時に失敗したことが報告されました」と表示された場合、First Aidを再度実行する必要があります。

  • それでもエラーが消えない場合は、すぐにデータをバックアップし、ドライブを再フォーマットする必要があります。
  • エラーが発生したドライブがシステムドライブの場合は、macOSを再インストールしてください。

状況4:問題がないと報告した場合は、次の修正方法に進んでください。

注:

「First Aid」機能は、Macで外付けハードディスクが認識されない場合の修正にも使用できます。

#4.ロックされたファイルを削除する

ターミナルでロックされたファイルを移動/削除する必要があります。

ターミナルの開き方

  1. DockにあるFinderアイコンをクリックします。
  2. アプリケーション」を選択します。
  3. ユーティリティ」 を選択します。
  4. ターミナル」をクリックします。

ロックされたファイルを削除する方法

「ゴミ箱」にあるファイルを削除する

  1. 「ターミナル」にchflags -R nouchg (space)コマンドを入力して実行します。
  2. ゴミ箱」のアイコンをダブルクリックして開きます。
  3. Command + Aキーを押し、すべてのファイルとフォルダーを選択します。
  4. 選択されたファイルを「ゴミ箱」から「ターミナル」にドラッグ&ドロップします。
  5. Returnキーを押します。

他の場所のファイルを削除する

  1. ターミナル」を開きます。
  2. rm (space)コマンドを入力します。
  3. 移動/削除できないファイルを見つけます。
  4. ファイルを「ターミナル」にドラッグ&ドロップします。
  5. Returnキーを押します。

「ターミナル」にファイルの正確な場所を入力して強制的に削除できます。

上記の方法が失敗した場合は、Macをセーフモードで再起動してから、もう一度試してください。

Macのターミナルから削除されたファイルを復元
Macのターミナルから削除されたファイルを復元

ここでは、Macのターミナルから削除されたファイルを復元するための4つの異なる方法をご説明します。

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#5.パッケージの内容を表示

一部のMacユーザーから、以下の手順でエラーコード43が修正されたとの報告がありました。

  1. Macでセッションファイルを検索します。
  2. このファイルを右クリックします。
  3. コンテキストメニューから「パッケージの内容を表示」を選択します。
  4. Media」、「Resources」、「Alternatives」の各フォルダーが表示されます。
  5. Resources」フォルダーを開き、「plist」という名前のファイルを削除します。
  6. Alternatives」フォルダーを開き、「plist」という名前のファイルを削除します。

Macで失われたデータを復元する方法

Macでエラーコード-43を修正しているとき、誤って重要なファイルを削除してしまうことがあります。この場合、これらのファイルを復元するための強力なツールが必要なときです。

Macファイル復元の準備

データ復元を行う前に、復元対象のドライブへの上書きを避けるため、可能であれば新しいデータの保存は控えてください。また、復元ソフトは別のドライブにインストールすることを推奨します。

Macからファイルを復元する(3つのステップ)

ステップ1:復元するファイルを選択します。

  1. MacでStellar Data Recovery for Macを開きます。
  2. 復元したいファイルの種類を指定します。ドキュメント、メール、動画、オーディオ、写真を手動でオンにします。あるいは、「すべてのデータ」をオンにします。
  3. 右下隅にある「次へ」をクリックします。

Stellar Data Recovery for Macですべてのデータにチェックを入れる様子

ステップ2:場所を選択します。

失われたファイルを含まれたドライブを選択し、右下の「スキャン」ボタンをクリックします。

ご注意:最高の復元結果を得るために、左下にある「詳細プスキャン」を有効にしてください。

Stellar Data Recovery for Macで場所を選択している様子

ステップ3:ファイルを復元します。

  1. スキャン結果を確認します。
  2. 復元したいファイルやフォルダーの前にチェックマークを追加します。
  3. 右下隅にある「復元」ボタンをクリックします。
  4. ブラウズ」をクリックし、ファイルの保存先を選択します。
  5. 保存」ボタンをクリックし、選択したファイルを復元して始めます。
  6. プロセスの終了を待ちます。

Stellar Data Recovery for Mac保存先を選択している画面

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まとめ

Macでファイルをコピー、ペースト、削除、消去するのはとても簡単ですが、これらの操作中にエラーコード43のような問題が発生することがあります。この記事では、この問題が発生する原因とその対処方法を説明します。そして、macOSから削除/紛失されたファイルを復元するためのツールを提供します。ぜひご参考にしてください。

 

Macのエラーコード43に関するFAQ

エラーコード43はウイルスが原因ですか?
通常、エラーコード43はウイルスではなく、ファイル名の問題、アクセス権限、ディスクエラーなどによって発生します。
エラーコード43で消えたファイルは復元できますか?
ファイルが削除または消失している場合でも、データ復元ソフトを使用することで復元できる可能性があります。
USBや外付けHDDでもエラーコード43は発生しますか?
はい、USBメモリや外付けHDDに保存されたファイルをコピー・移動・削除する際にもエラーコード43が発生することがあります。原因や対処法はMac本体で発生する場合とほぼ同じです。
  • hatena